GraphGeneratorの解説
謁見用グラフ作成サイト、GraphGeneratorの解説です。
グラフの軸の設定
横(x)軸と縦(y)軸それぞれに設定項目があります。
左端・右端・下端・上端
グラフ上に表示させる値の範囲を設定します。
後述の、対数目盛を使用する際は、左端、下端を適切な値(1など)にセットする必要があります。
軸ラベル
x軸やy軸の下に表示される軸ラベルを指定します。
ここでは、普通に文字を入れることもできますし、斜体など、文字に手を加えることもできます。
日本語にも対応しています。
その場合は、LaTeXのようなコードを書きます。
"$"で囲み、"\mathit{A}"などを入れてあげます。
例が以下です。
$\mathit{\bar{I}}$/nA
"$"で数式の部分を囲い、最後の"/nA"は単位のため、普通に文字列として出力させています。
いくつか例をあげます。
斜体にしたい場合
\mathit{A}
文字の上にバーを書きたい場合
\bar{A}
ギリシア文字(α)
\alpha
等々…
結構いろいろあるので、以下のリンクを参照してください。
英語ですが、何とかなります。
翻訳なども使ってください。
"$"で囲むことを忘れないように!!!
フォントサイズ
軸ラベルの文字サイズを指定します。
グラフの系列の設定
系列1の隣にあるチェックボックスを外すと、プロットされなくなります。
また、複数系列に対応しています。
"系列追加"ボタンを押して、系列を増やしてください。
x座標, y座標
ここに、値を入れてください。
x座標のところにxの値を、y座標のところにyの値を、それぞれ行で結びつけます。
例えば、x座標のところに、
1
2
3
y座標のところに、
1
2
9
とすると、(1,1), (2,2), (3,9)の位置に点がプロットされます。
x座標, y座標の行数は必ずそろえてください。
また、複数系列にする場合、x座標の値が同じでも、毎回入力してください。
系列名
凡例に表示させる系列の名前です。
日本語入力や、上述した数式入力にも対応しています。
マーカー種類
プロットする点の形を決められます。
いろいろ試してみてください。
マーカーサイズ
プロットする点のサイズを決められます。
マーカーの種類によって基準が異なるようなので、プロットした点が点にしか見えないといったときは、ここを変更すると見えるようになります。
色, 枠色
マーカーの色を変更できます。
色は中の色を、枠色は枠の色を変更できます。
ただのまるを描きたいときは、色を白に、枠色を黒にするといった具合です。
グレーは濃さを選べるようにしてあります。
エラーバー
不確かさバーともいわれたりします。
xの誤差, yの誤差
xの誤差にはxの誤差を、yの誤差にはyの誤差を入れてください。
x座標, y座標のところのチェックボックスを入れると、それぞれが描画されます。
1
と書けば、左右(上下)の誤差が1ずつ、
1,2
と書けば、左, 右 (下, 上)の誤差が1, 2になります。
おそらく文字で説明するよりも実際に触って確かめたほうが早いです()
エラーバー幅
エラーバーの幅です。
キャップサイズ
エラーバーの端についているやつのサイズを指定できます。
色
エラーバーの色を指定できます。
グラフの凡例の設定
チェックボックスを入れると、表示されます。
凡例の点の大きさ
凡例の左側に表示されるプロットする点の形のサイズを指定できます。
マーカーサイズからの倍率を指定します。
表示位置
凡例の位置を指定できます。
bestだと、勝手においてくれます。
選んだ位置に置くことができます。
文字の大きさ
凡例の系列名の文字の大きさを指定できます。
グラフ内に近似曲線を描画するときの設定
グラフの中に近似曲線を描画できます。
近似曲線追加を押して、いくつでも追加できます。
チェックボックスを入れることで、描画します。
式
近似曲線の式を、y=…の形で入力します。
例として、y = 2x+3は、
y = 2 * x + 3
y=2^x(2のx乗)は、
y = 2 ** x
y = (x-2)xは、
y = ( x - 2 ) * x
ルートは、
y = np.sqrt(x)
などといった具合に記述できます。
全ての関数は、以下のリンクにありますが、上記のように、
np.
を追加してください。
線幅
近似曲線の線の幅を指定できます。
色
近似曲線の色を指定できます。
線スタイル
近似曲線の線のスタイルを指定できます。
実線や、点線などです。
グラフ内にテキストを配置するときの設定
グラフの中に、任意の文字列を入力することができます。
"テキスト追加"を押して、任意の数だけ追加できます。
チェックボックスをいれることで、表示させます。
テキスト
テキストの文字列を指定します。
日本語入力や、前述した数式入力等にも対応しています。
位置x座標, y座標
テキストの入力位置を座標で指定します。
フォントサイズ, 色
テキストのサイズと色を指定できます。
グラフ内に矢印を配置するときの設定
グラフの中に矢印を描画できます。
"矢印追加"を押して、任意の数だけ追加できます。
チェックボックスを入れることで、描画されます。
表示文字列(任意)
矢印の始点に文字列を入れることができます。
空欄でも出力されます。
始点x, y, 終点x, y
始点と終点を座標で指定します。
終点が矢印の先です。
線幅
矢印の線の幅を指定できます。
矢印の幅
矢印部分の幅を指定できます。
矢印の長さ
矢印部分の長さを指定できます。
線色, 枠色
線色で線の内部を、枠色で線の枠の色をそれぞれ指定できます。
グラフを対数グラフにする際の設定
グラフを対数グラフにすることができます。
方対数、両対数ともに対応しています。
グラフの表示範囲に注意してください。
x, y対数軸
それぞれ、x対数軸にチェックを入れると、xの方対数グラフになります。
両方にチェックを入れると、両対数グラフになります。
底
対数目盛の表記方法を指定できます。
何も入力しないと、1, 10, 100, 1000といったようになり、"10"を指定すると、10^0, 10^1, 10^2, 10^3といったように表示されます。
グラフ詳細設定
dpi
グラフの解像度を指定できます。
Download
今表示されているグラフをダウンロードできます。