経済産業省の「みらいのファッション人材育成プログラム」に採択されました！
はじめまして！
私たちは、JR西日本グループで駅ビル内を中心にショッピングセンター(商業施設)を運営している、
JR西日本SC開発株式会社 と申します。
私たちのこと
改めまして、私たちはJR西日本グループで駅ビル内を中心にショッピングセンターを運営しています。
大阪駅直結にある『ルクア大阪』、天王寺駅直結の『天王寺ミオ』の運営会社であるとともに、各拠点駅のショッピングセンターの運営会社の統括をしています。
事業エリアと施設一覧
私たちの強み
私たちの強みは、なんといっても
●駅直結である
●西日本の各拠点駅に事業所がある
●商業施設内に出店いただいている数多くの事業者とのコネクトがある
という、タッチポイントの多さが一番の強みと言えます！
ーーーそもそも、ショッピングセンターはどういう事業なのか…？
テナントに出店場所のお貸出しをし、集客・売上をあげるために共同し、その各テナントの売上に応じて営業料(いわば賃料です)をいただくという、要は【不動産賃貸業】です。
不動産賃貸業といっても、ただ出店場所を貸しているだけでなく、共同し、各テナントの売上から賃料収入を得ているため、私たちとテナントとの関わりはとても深いものとなります。
そのようなテナントとの関わりの深い私たちは、ファッションビジネスが抱える環境負荷についても、決して他人事ではなく、私たちの社会責任も大きいと感じています。
ファッションビジネスの抱える環境負荷
ーーーではファッションビジネスが抱える環境負荷とはどのようなものなのか？
ファッション産業のサプライチェーンは、原材料調達～製造～輸送～販売～利用〜廃棄ととても長く、その過程でのCO2排出や水の消費調などの環境負荷は非常に大きいものとなっています。
・繊維生産での水の使用、CO２排出
・大量の衣料品の廃棄 など
ショッピングセンターには、多くのアパレルテナントが出店しており、そして売上高としてもアパレルテナントが非常に多くの割合を占めています。
私たちのミッション
ーーーテナントの売上高から賃料を得ている私たちにとって、売上高の半数以上を占有しているアパレルテナント(ファッションビジネス)が抱える環境負荷は、決して他人事ではないのではないか？
この問いに対し、ファッションビジネスの抱える社会課題に対して真摯に向き合うことは、私たちにとっての責務であり、ファッションビジネスを持続可能にする取り組みが必要不可欠なのではないか！
という考えにいたりました。
取り組みの方向性
ーーー具体的になにに取り組んでいくのか？
ファッション産業のサプライチェーンは、原材料調達～製造～輸送～販売～利用〜廃棄と、長いと先ほど申しあげましたが、”製造”までのテナントの生産過程(川上)での課題解決を、私たちが直接的に行うことは困難であるため、”廃棄”の過程(川下)での課題解決で、私たちの強みである、
●駅直結である
●西日本の各拠点駅に事業所がある
●商業施設内に出店いただいている数多くの事業者とのコネクトがある
というタッチポイントの多さ、地域や顧客、事業者との繋がりを活かせるであろう、
お客様の不要になった衣料品回収 を実施しようと考えています。
ですが、衣料品回収を行うということ自体が目的ではありません。
・回収後の用途などの透明性は担保されているのか？
(※南アジアやアフリカの衣料品廃棄物の山の問題など)
・持続的に取り組むことができるのか？
・本質的に課題解決になっているのか？
これらをポイントに、私たちの強みである地域や顧客、事業者との繋がりを活かし、衣料品の回収拠点となり…
そして、回収した衣料品の様々な再活用方法を検討し、お客様や社会に還元するサーキュラーエコノミー型社会モデル（循環型社会モデル）の実現を目指し取り組み、スキームを構築する！
ここまでをセットとして取り組んでいこうと考えております。
まとめ
ーーー商業施設を起点としたサーキュラーエコノミー型社会モデルの構築
ファッションビジネスのもつ環境課題の解決にむけて、私たちのような、タッチポイントの多いショッピングセンターにできることに取り組み、循環型
社会モデルの実現を目指していきます。
環境課題に取り組む というこのは1社や単体でできることではなく、
⚫︎いっしょに取り組む
⚫︎巻き込んでいく
⚫︎ムーブメントをおこす
ということがとても大事になってくると思います。
今回、経産省の 「みらいのファッション人材育成プログラム」には私たちの他にも、素敵な4つのグループが採択されています。
それぞれの想いや取り組みを学び合いながら、持続的にファッションビジネスの課題解決に繋げていけたらと思います！
それでは、今後は、取り組みの進捗状況などを投稿していきますので、引き続きよろしくお願いいたします！最後まで読んでいただきありがとうございます😊