2023.12.22【Report】シャポー新小岩 毎日の生活にイロドリを。新小岩駅にオープン!
JR総武線新小岩駅に誕生した駅ビル「JR新小岩南口ビル(東京都葛飾区)」の1F・2Fに「シャポー新小岩」がオープンしました。「いつものものがここにある ここにしかないものがいつもある 毎日の生活にイロドリを」をコンセプトとし、地域のみなさまの生活をより豊かにするお手伝いをしていきます。2023年10月1日(日)に開業したJR新小岩南口ビルは1F・2Fにシャポー新小岩、3F~5Fにスポーツ施設、6Fに葛飾区行政サービス施設と、地域のみなさまのくらしに役立つ施設となっています。
シャポー新小岩が地域のみなさまと、どのようにまちの魅力を高め、発展に貢献していくのでしょうか。施設の魅力とともにご紹介します。
毎日の暮らしに 彩りと刺激を
シャポー新小岩には、上質感あるスーパーやグロサリー店舗など、食を中心とした10店舗が出店しています。いつも使うものはもちろんのこと、ついでに買いたくなってしまうようなバラエティー豊かな食の品揃えにより、選ぶ楽しさ、見つかる喜びを感じていただきつつ、専門店の確かな品質で展開することで、選ぶ際の安心感も重視しています。新小岩駅を利用するのは幅広い方々であるため、それぞれのライフスタイルに合ったサービスを提供することで、便利で選ばれるショッピングセンターを目指しています。
今回のオープンに際して、開発・リーシングに携わった当社ショッピングセンター事業本部 大矢 悠さん、佐藤 航介さんに、シャポー新小岩の魅力や、新小岩における今後の展開についてお話を伺いました。
下町情緒溢れる新小岩の「地域のシンボル」が目標
大矢:駅周辺は商業ビルが多く、各々のテナントが大きくサインを打ち出している中で、JR新小岩南口ビルは新しい「地域のシンボル」となるよう、外観はシンプルな白を基調とし、明るく清潔感のある駅前空間を創出しながらも、凸凹のあるデザインで下町の雰囲気に馴染むような「にぎわい」を演出しています。新小岩は荒川が流れるまちで、水路、鉄道、工業とともに発展してきたまちです。そういった歴史が育んだ職人の方々の気持ちや誇りを内装で表現するために、地元産業との連携や、クラフト感を意識したモチーフを柱やエントランス周辺の壁面デザインに落とし込むことで、オリジナリティと価値を感じてもらえる環境をつくりました。まちがますます活気づくように、新小岩の新しい「地域のシンボル」となることを目標にしました。
年配のお客さまだけではなく若い世代の方々へ
佐藤:新小岩駅周辺は、ルミエール商店会をはじめ、複数のスーパーも点在しており、とても充実した環境です。また、最近は、葛飾区が子育て支援にも注力しており、首都圏へのアクセスも良いことから、若い世代や共働き・子育て世代の人気も高まるエリアです。これらを踏まえ、これまでの環境と差別化した展開を行うこと、今後、駅前再開発であたらしくまちにお越しになるニューファミリー層と、新小岩駅周辺にお住まいの比較的若い世代をターゲットとすることを考え、リーシングを行いました。実際に開業後の顧客データをみると、他の施設より若い世代にボリュームが見られています。シャポーの既存店のお客さまは年齢層が高いのですが、若い世代の方々にもご満足いただけると考えています。
一丸となって新小岩を盛り上げたい
佐藤:新小岩駅周辺は商店会からなる、まちづくり協議会の活動が盛んなエリアです。葛飾区と連携したイベントの開催も定期的に行われており、まち全体で新小岩エリアを盛り上げていこうという思いが強く感じられます。良い関係性を築くことを大切にしており、開業とともにシャポー新小岩も商店会に加入、今では定例会には駅と共に参加し、情報収集や意見交換を積極的に行うことで、まちへの貢献を目指しています。
大矢:歴史ある新小岩、駅周辺の再開発、新旧二つの生活スタイルを持つお客さまが、毎日の生活にイロドリを感じてもらえれば嬉しいです。この想いはシャポー新小岩に出店している店舗等も同様で、設置しているサイネージへの出演含め、様々な連携をはかっています。シャポー新小岩も、まちの一員となって新小岩エリアを盛り上げていきたいです。
・施設名称:シャポー新小岩
・所 在:東京都葛飾区新小岩1-45-1
・アクセス:JR総武線 新小岩駅直結
取材編集/くらしづくり・まちづくり室
ショッピングセンター事業本部 マーケティング開発部 大矢 悠
大学では農学部で環境デザインを専攻し、人が回遊したくなる緑地設計を研究。2010年入社後は、現箇所にて開発の基礎を学ぶ。その後、東日本旅客鉄道株式会社に出向し、震災後の地方駅ビル支援等に携わる。アルカード武蔵中原や阿佐ヶ谷ダイヤ街をビーンズブランドへ、小岩ポポをシャポーブランドへ移行、シャポー市川のリニューアルを経て、シャポー新小岩の開業を担当。ソフト、ハード両面から人が集まる場づくりを日々模索している。
ショッピングセンター事業本部 マーケティング開発部 佐藤 航介
大学では都市計画を学び、人が集積、回遊したくなる場の研究を行う。2017年入社後、初配属のシャポー市川営業所において2019年の改装を現場で経験した後、現箇所に配属となり、ビーンズ武蔵中原のリニューアルを担当。その後、シャポー新小岩開業の担当となる。日々、各方面との調整に尽力し、館の改装や新規開発担当として、少しでも良い施設ができるようにと努めている。
(この記事は当社webサイトから再掲したものです)