2022.05.11【Interview】千葉ジェッツふなばし×シャポー船橋 次世代につなぐ。地域愛着・地域共生のチャレンジ
スポーツクラブとショッピングセンターという一見異色のタッグで、地域に根差した取り組みにチャレンジしている企業があります。プロバスケットボールクラブ・千葉ジェッツふなばしと、駅直結型ショッピングセンター・シャポー船橋。1979年から続く千葉県船橋市の「冬季ミニバスケットボール新人大会」に今年から「シャポー船橋」の冠名がつき、千葉ジェッツふなばしとシャポー船橋が一体となって地域に新たな風を吹き込もうとしています。
今回は、株式会社千葉ジェッツふなばしのパートナーサービス部・ 高野 文彬 さんと、シャポー船橋(千葉県船橋市)の営業課・ 堀越 真美 さんに、シャポーカップ開催の経緯や地域との関わり方、今後に向けた想いについて、お話を伺いました。
ホーム地の船橋と共にジェッツも歩んでいきたい
高野:2017年12月に千葉ジェッツふなばし(以下「ジェッツ」)に中途採用で入社して、現在5年目です。パートナーサービス部という部署に所属し、法人営業を担当しています。私自身、小学生からずっとバスケットボールが好きでプレイしてきたので、縁あってジェッツで働くことができ、とても幸運です。
ジェッツは、Bリーグに所属するプロバスケットボールチームです。昨年2021年にチーム創設10周年を迎え、ありがたいことに初のリーグ優勝を達成することができました。船橋をホームに活動しており、地域あってのチーム、船橋と共に歩んでいくことを一つのテーマとしています。
船橋になくてはならないSCを目指して
堀越:私は当社に2012年に入社し、今年で10年目になります。ショッピングセンター(SC)事業本部に在籍していて、事業理念にもある「地域になくてはならないショッピングセンター」を日々模索しながら目指しています。
シャポー船橋の営業所では、毎日の売り上げやショップの設備管理を行っています。その他にも、販売促進業務やお客さまサービス業務など、担当を割り振りながら、チームで動いています。私の担当はお客さまサービス業務がメインですが、販売促進業務も併行して行っていまして、“地域共生”に関わる業務も販売促進業務と一緒に担当しています。その流れで、ジェッツさんとの「第1回シャポー船橋カップミニバスケットボール大会」(以下「シャポーカップ」)の企画に参加させていただきました。
手探りの中、実現した第1回シャポー船橋カップ
高野:2020年7月頃、シャポー船橋前所長の藤井さんがジェッツの試合にいらっしゃったのが最初の出会いです。その後「ぜひジェッツと一緒に大会をやりたい」とお声がけいただき、動き始めました。ただ、開催時期に差し掛かった頃、コロナ禍の問題が出てきまして……
堀越:一度は開催延期もしましたし、第1回ということで私も正に手探りの中、進めていった感じがします。それに1回で終わらせてしまうのはもったいない、せっかくできた絆だからこそ次につなげたい、という思いもありました。
高野:なんとか開催できて「こんな大きな優勝旗を貰えた!」「シャポーカップ楽しかった」という思い出はしっかり子どもたちの心に残ったと思います。僕が小学生の頃のバスケットボール大会を覚えているように、子どもたちにとってもシャポーやジェッツの記憶に結びつく大会になったと感じています。
次の世代にもつながる“地域愛着”の取り組みを
高野:私たちジェッツは企業として「100年続くクラブ」を目指しています。子どもの頃にジェッツに触れてもらって、「ジェッツすごいな」「カッコいいな」と思ってもらえたら、友達や家族、親戚などにも波及していくと思うんです。さらにその子どもたちが10年20年経って成長して、就職したり子どもが生まれたりすると、次の世代にも広がっていく。これは一朝一夕で築き上げられる価値ではないですよね。
そう考えると、今の子どもたちにジェッツを身近に感じてもらうことは、未来を見据えて注力することだと考えています。そして、「船橋にジェッツがあるから船橋に住みたい」という“地域愛着”を育めたらと思っています。
幅広い世代に愛される“地域共生”のサービスを
堀越:シャポー船橋も、お客さま・地域のみなさまにとって「地域と共に育っていくもの」であり続けたいと思っています。例えば、「初めて友達と買い物した場所がシャポーだった」「学生時代アルバイトをしたのがシャポーのお店だった」というように、その人の暮らしの中で何か思い出に残るSCでありたいですね。そして実は、今年シャポーは開業50周年を迎えます。様々なイベントも企画していますが、まずは“シャポー50周年”をお客さま・地域のみなさまに知っていただくことからだと思います。これからも幅広い世代の方々に喜んでいただける“地域共生”のSCを目指していきたいです。
高野:ぜひまた一緒に、地域に根差したイベントを企画させてください。
堀越:こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします!
・施設名称 シャポー船橋
・所 在 千葉県船橋市本町7-1-1
・アクセス JR総武線 船橋駅直結
取材編集/くらしづくり・まちづくり室
株式会社千葉ジェッツふなばし パートナーサービス部 営業第一チーム
高野 文彬
2017年に千葉ジェッツに入社し、主に法人営業(スポンサー営業)を担当しています。子供の頃からバスケットボールをやっていて、バスケを通じて地域の活性化に貢献できることにとてもやりがいを感じています。千葉ジェッツがもっともっと皆様にとって身近な、なくてはならない存在になれるよう、日々営業活動を行っています。
2020-21シーズンは皆様の応援のおかげで悲願のBリーグ制覇を成し遂げることが出来ました。前年王者として連覇を目指し戦っていますので、ぜひ応援よろしくお願いします!
株式会社ジェイアール東日本都市開発 ショッピングセンター事業本部 船橋ショッピングセンター 堀越 真美
2012年に入社し、シャポー市川などを経験したのち、現在はシャポー船橋に在籍しています。ご利用のお客さまやショップ様に"シャポー船橋を選んで良かった"と思っていただけるショッピングセンターになるよう、日々チームで取り組んでいます。
シャポー船橋は、ストアコンセプトの「かえるをたのしむ、いつもがたのしい。」のとおり、地域の方や乗換などの駅利用の方の両方に楽しんでいただけるショッピングセンターです。お買い物をするだけでなくお客さまの生活の一部として、日々のちょっとした発見を楽しんでいただけるような時間をご提供していきたいと思っています。
関連リンク
シャポー船橋公式HP : https://shapo.jrtk.jp/funabashi/
(この記事は当社webサイトから再掲したものです)