Paperpileでスクロールできなくなった話(移行版)
ネットで後で読もうと思ったり、たくさんあるファイルを管理するためのPaperpileという文献管理ソフトを使っていたのですが、突然20件以上文献を表示できなくなって困りました。解決してから、ふと以前にも同じことで困ったことを思い出したので、備忘録として残します。本記事はnote記事を移行したものです。
便利な文献管理ソフト「Paperpile」
文献管理ソフトというのは、ネットなどの情報を一元管理できるソフトです。EvernoteとかOnenoteなどの仲間です。どれがいいのかは個人の好みもありますが、Google Chromeだけで使えること、Google Scholar(学術論文の検索サイト)から取り込みができること、Webもpdfも保存できることなどがとても便利です。有償なので、そこが気になる方は、まず1ヶ月の無料トライアルをされると良いと思います。
個人的に困っているのは、Windows以外では使えないことです。出先にはメモ帳とプレゼン機能を兼用したiPad Proだけで行きたいのですが、データの検索などをすることを考えるとどうしてもWindowsノートPCと2台体制になってしまいます。とはいえ、ネットサーフィンしていて「後でチェックしたい」とか、後で読みたい文献やもらった資料などを登録して管理できるのは大変助かります。
興味がある方は、他の方がより詳しくまとめられていますので、こちらなどを参照していただければと思います。
なぜか20件以上表示されない!
いまちょうど論文を書いていまして、過去の文献を見直そうとしたのですが、20件以上の論文が表示されなくなってしまいました。それが下の画像です。
ちょっと見づらいのですが、画面右上に89という数字があります。このフォルダ「science image」には89件の論文が登録されているのです。しかし、画面上には20件しか表示されていません。スクロールのスライダーもありませんから、20件以上の論文を表示することができません。つまり、フォルダに入っている、残り69件の論文を見ることができないのです。困った!
モニターの向きの問題だった
結論から言うと、モニターを縦にして使っていたことが問題でした。普通はモニターを横長にして使っていると思いますが、横書きの文章をたくさん書くときには、縦長の画面のほうが便利なのです。下の画像の左側が縦向きモニター、右側が横向きモニター(普通の使い方)です。
横向きモニターでPaperpileを表示すると、スクロールスライダーが表示され、すべての論文を表示することができるようになりました。下に画面の右側で、スクロールスライダーが表示され、89件すべての論文を見ることができるようになりました。
そもそもモニターを縦にして使う機会はあまり多くないと思うので、情報が少なく、同じような点でハマる人がいるかもしれないと思いまして、記録しておきます。ちなみに私は二回目だった(解決してから思い出しました)ので、次回ハマったときの検索用になるかなと期待しています。