蹄の形状
photo by Rumi Enokida
こんばんは。橋浜保子です
今回から蹄の形状について書いていきます。
通常、競走馬の蹄の形状は「ベタ」「標準」「立」の3種類に大別されています。
ベタ蹄
標準蹄
立蹄
JRDBではさらに、「ベタ」と「反り型」を分け、「標準」は「標準ベタ」「標準」「標準起」に細分化して、合計6種類で蹄のデータを収集・分析しています。
細蹄(反り型)
標準ベタ蹄
標準起蹄
普通、蹄は左右で大きさや形が違います(不同蹄)。
それを、装蹄師(そうていし)さんが削蹄(さくてい)することによって、左右の蹄の高さや形を揃えています。
コーナーを回る際に遠心力で外側にふくれるため、右回りの競馬場なら左側の蹄が、左周りの競馬場であれば右側の蹄が高い方が走りやすいというわけです。
蹄の形状によって、適応しやすい馬場状態も異なります。
次回から、蹄の形状による適性の傾向について説明していきます。
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