先週の競馬備忘録　AJCC・東海S・若駒S・etc...

作成者　松本倫太朗(@staygoldsan)

今年から”予想”だけではなくて”フィードバック”もやってみよう～ということで先週の重賞等を振り返っていきます。
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1/24(日)中山11R
AJCC

予想は以下の通りでした

各馬の前半3Fタイムと後半4Fタイムは以下通り(着順でソート)

”ラップが優秀”であった馬を挙げるとすれば3着のラストドラフトでしょうか。後半4F個別ラップは11.9-11.9-11.9-13.2とあの馬場で11秒台×3で走りながらもラスト13.2で減速を抑えきれたのは価値があります。位置取りの差はありますが、同じようなラップを刻んだタガノディアマンテは11.9-11.8-11.8-13.7で9着。サンアップルトンは11.9-11.9-11.8-13.9で10着。
G1で好走できるか？までは微妙なところですが、スタミナ勝負が濃厚なG2,G3戦では注目必須です。

勝ったアリストテレスはルメール騎手の好騎乗が光ったという印象。このメンバーならもう少し突き抜けた勝った欲しかったところですが、道悪に対応できたことは今後につながるはず。

2着のヴェルトライゼンデは後半4Fがメンバー3位タイのタイム。帰厩初戦はこれで1-4-0-0とオール連対継続。今後も帰厩初戦時は積極的に狙いたい馬です。

11着のサトノフラッグは後半4Fラップが11.7-11.6-12.2-14.5と早仕掛けで脚が続かず最後はバッタリというレースに。いくら道悪とはいえテンの1F目が13.9は流石に掛かりすぎ。菊花賞時も14.0。前半の走りを改善されないことには古馬相手では厳しいかと。

1/24(日)中京11R
東海S

各馬の前半3Fタイムと後半4Fタイムは以下通り(着順でソート)

1800m戦だと前半3F目を12秒台に抑えることができないと脆くなるインティ。今回はその3F目にダイシンインディ内からにつつかれてペースを落とせなかったのが敗因でしょう。ノーマーク逃げが叶うようなメンバーにならない限りは今後も同じ轍を踏みそう。

勝ったオーヴェルニュはこれで3連勝。前半1000mを59秒4で入って後半4Fを49秒台で上がり切られたら流石に他の馬は勝てないですね。1800ｍ戦と東京1600ｍ戦は質が違うものの、スムーズにレース運びができる馬なので、フェブラリーステークスでも上位候補にしたい馬。

3,4着の追い込み勢はラストの持続力がやや足りなかった印象。オーヴェルニュが12.9で上がったのに対してメモリーコウは12.7、デュードヴァンが12.8。そういった点から3,4着の馬については高く評価はできないところ。
ただ、メモリーコウ、デュードヴァンともに帰厩2戦目が得意な馬(今回は両者ともに帰厩初戦)。G1で好走を期待できるか？は微妙なところですが、G2,G3で帰厩2戦目なら狙いたい馬ではあります。

1/23(土)中京10R
若駒S

予想は以下の通りでした

各馬の前半3Fタイムと後半4Fタイムは以下通り(着順でソート)

2番手評価のウインアグライアが1着。想像をはるかに上回る”渋太さ”を見せてくれました。1600ｍの桜花賞や、「瞬発力」勝負になりやすいオークスで勝てるかは成長次第といったところですが、順調に夏を越して秋華賞に出てこれたら上位候補にしたい馬。

2着のヴァリアメンテは新馬戦の時もそうでしたが、坂を登り切ってからのもう一伸びがなかなかのもの。追走力には不安がありますが、末脚勝負となれば1勝クラスは勝ち上れるかと。

本命のアドマイヤザーゲは追ってからの反応が悪く6着と大敗。「瞬発力」は優れてはいるものの、道悪では持っている「瞬発力」を活かせない馬…といったところでしょうか。この一戦だけでは判断し難いですが…

その他次走以降注目馬

1/23(土)中京4R　ミスズグランドオー　3着

芝スタート時よりスムーズに鼻に立てていたように、ダートスタートの方が良さそう。ブリンカー効果も多少なりとも感じられた。厩舎の帰厩2戦目成績も良いので、それ(帰厩2戦目)に該当すればさらに期待。

1/24(日)中山1R　イルクオーレ　4着

今回が初ダート。馬具をゴッソリ変更(舌くくる＆ノーズバンド着用)。前走(10/24)のレース時は追ってから頭を上げる走法であったが、今回はいくらかましに。今回は帰厩初戦での実戦だが、厩舎的には帰厩2戦目時の方が好成績を残しており、順調に次のレース使えれば期待。

1/24(日)中山5R　レナトゥス　4着

出遅れて後方からのレース。１角では少し寄られる不利。残り800m手前から動き始め、3,4コーナーでは大外を回る形。だいぶ距離ロスはしたものの終いまで脚色劣らず伸びてこれた点は評価できる。

記事内の個別ラップはすべて公式ラップ基準・松本計測