梅雨競馬の攻略法 脚元コード「051」
村山弘樹です。
このところ各地で梅雨入りが発表され、週末の「雨」が多いですよね。6月生まれの村山ですが、暑さと湿度に慣れていないこの時期は毎年体がダル重に。ほんと嫌な季節です。
ここからの約1か月はハンデ重賞が多く、加えて重馬場にもなりやすい時期。競馬予想が1番難しい季節と言っても過言ではないでしょう。
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しかし、とあるJRDBデータを用いることで、梅雨競馬時にもアドバンテージを得られます。
そのデータは、
脚元コード「051」
です。
脚元コード「051」は、レースが終わった後の成績データにて、着地時に球節が沈む馬に入ります。
コードなんか見ても分からん、という方には燃焼系新聞などに記載されている脚元コメントがおすすめ。
こちらでは「踏み込み緩い」と表現されています。
着地時に球節が沈む馬は、繋にバネ感のある馬(コントレイルなど)よりも「重馬場でパフォーマンスを下げる幅が小さい」と考えられます。
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脚元コード「051」が入った馬の成績は次のとおり。今回は両後の球節が沈む馬を対象としました。
※2020年から2022年6月5日までの芝レースで、IDM印入り(能力上位想定)の馬のみ。
GGAで分析するなら次のように指定してください。
着地時に球節が沈む馬は、明らかに稍重~不良馬場向きと分かります。
対して、脚元コード「051」が入っていないと・・・
あまり成績差は見られませんが良馬場向きの成績を残しました。
注:実際にお気に入りデータを作成する際には、「前走」の指定をする必要があります。
脚元コード「051」が入った最近の活躍馬は、皐月賞を勝ったジオグリフが分かりやすいかと。パドック映像を確認してみてください。
東京や新潟の芝でパンパンの良馬場の際は、逆に脚元コード「051」が入った馬を減点するのも有効。ぜひ試してみてください。
■まとめ
・水分を含んだ馬場では瞬発力タイプがパフォーマンスを落とす。
・重馬場をあまり苦にしない脚元コード「051」(着地時に球節が沈む)の入った馬が相対的に浮上する。IDM印入りがオススメ。
・直線に急坂のないパンパンの良馬場では逆に脚元コード「051」が入った馬を減点するのも有効。
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