競馬雑記帳 2021/1/7
JRDB永野です。
2020年度のJRA賞が発表されました。
年度代表馬はアーモンドアイ。
年間のGⅠ3勝で、通算の芝のGⅠ勝ちの最多を更新。
天皇賞・秋ではグランプリ2勝のクロノジェネシス、ジャパンカップでは2頭の無敗の三冠馬を負かしているので、異論はない。
2頭の三冠馬と無敗で阪神JFを制した2歳女王は満票でそれぞれの部門を受賞。
最優秀障害馬は、2頭のJGⅠ勝ちのうち、メイショウダッサイが受賞。記憶に新しい方が投票の際有利に働いたこともあったか。
アーモンドアイが受賞した、最優秀4歳以上牝馬は満票ではなくグランアレグリアに2票が。アーモンドアイと同じく年間のGⅠ勝ちは3勝で、安田記念ではアーモドアイを負かしているので、決して奇を衒った投票ではないと思う。
この部門に属するクロノジェネシスだが、グランプリ2勝なら通常なら受賞の可能性大だが不運な巡り合わせとしか言い様がない。
問題はグランアレグリアが受賞した最優秀短距離馬。春秋のマイルGⅠとスプリンターズSを制覇の実績は他馬を問題にしないと思うのだが、アーモンドアイに一票が投じられている。たしかに短距離のカテゴリーに分類されるヴィクトリアマイルを勝っているが、安田記念ではグランアレグリアの後塵を排し、秋は中長距離路線に。たった一票だが、首を捻る投票。
投票記者の各部門の内容は公開されているが、中には非公開にしている記者も。
今年の場合は14名が非公開。最優秀短距離馬の部門でアーモンドアイに投票した記者もこの非公開の中に含まれている。
突拍子もない投票をなくす為にも、全ての記者の投票を公開にするのが、望ましい気がするのだが。
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