七夕賞 出走情報を踏まえて
村山弘樹です。
サラブレ7月号において、紙幅の都合や締め切り時に出否が未定で触れられなかった有力馬について簡単にまとめます。
七夕賞
ジナンボー
ノーザンFしがらきから6月13日に帰厩。堀厩舎は目標とするレースに向けて調整された場合、休養期間の長さを問わずに狙えます。そのため、同じ放牧明けでも間隔があいた方が◎。
しかしながら、サラブレ誌の締め切り時点において、同馬の参戦は発表されていませんでした。堀厩舎の個人馬主なので情報が出るのが遅かった可能性が高いですが、「目標とするレースに向けて調整された場合」という前提条件からはズレるのかもしれません。
今回は中13週。ジナンボー自身、中12週だった小倉大賞典で3着があり、力は出せるとみていますが。
ウインイクシード
ビッグレッドファーム鉾田から6月13日に帰厩。マイネルサーパスの欄に記した通り、今年はBRF系の育成牧場の活躍が顕著です。オークスのウインマリリン、ウインマイティーだけでなく、2歳新馬戦でも好走を連発。土曜の函館メインも、BRF真歌帰りのナイママが勝っていました。以前は叩いてからのイメージだったのですが、穴目は帰厩初戦でこそという認識に変わってきました。
ただし、ウインイクシード自身は、19年の五稜郭Sから放牧明けで負け→叩いて巻き返しを3回繰り返しています。叩き良化型と判断でき、今回は仕上がり面では強調しづらいです。
それでも、中10週の放牧明けだった福島記念では僅差の4着。先行力は今の福島では大きな武器になります。
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