【血統＆馬体講座】ダーリントンホール(共同通信杯)

2020年2月16日(日)
東京11R　芝1800 共同通信杯・Ｇ３ 1着

牡3 ダーリントンホール
父　ニューアプローチ
母　ミスケントン
母父　ピヴォタル
出産時の母の年齢　6歳
毛　色　鹿毛
馬体重　526K
厩　舎　木村哲（美浦）
馬　主　ゴドルフィン
生産者　Ｃａｎｎｉｎｇ　Ｂｌｏｏｄｓｔｏｃｋ　Ｌ
生産地　英
育成牧場　ミッドウェイファーム
帰厩1走目

四肢が長く、腹袋も大きい大型馬。その割には背腰がしっかりしていて、完成度も高め。やや硬さはあるものの、気にならない程度。繋が寝ている分、少し時計が掛かる状況が向く。コース形態は不問だが、坂があるコースの方が良い。本来は距離も2000ｍくらいは欲しい。皐月賞に向けては硬い高速馬場への対応が課題になるが、有力候補にはなりえるだろう。

抑えて中団からの追走。４コーナーでジワっと前に迫る。やや内を空けた形で、直線ではビターエンダーとの長い追い比べ。互いに抜きつ抜かれつのデットヒートだったが、最後に鼻差出ていた。後続を離したのは併せ馬の形になった分もあるが、上がり勝負に反応できたのは収穫だろう。

ダーリントンホール

photo by Kikuchi Guriguri

父ニューアプローチ×母ミスケントン（母父ピヴォタル）の血統構成。５代までにNorthern Dancer, Specialクロスを持つ。

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