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天皇賞春 出走情報を踏まえて
村山弘樹です。
サラブレ4月号において、紙幅の都合や締め切り時に出否が未定で触れられなかった有力馬について簡単にまとめます。
【サラブレ本誌】特別付録・ポケットサイズ「2020年度版 種牡馬事典」付き最新5月号発売中。#皐月賞、#天皇賞(春)プロたちが狙う激走馬、#新種牡馬 プレビュー2020、#田端到 氏が直撃インタビュー、#福永祐一騎手(後編)」、2歳馬 #POG 取材日記第一弾。https://t.co/EUumfPPbaD pic.twitter.com/SDORM504h5
— 競馬 サラブレ編集部 (@sarabure_eb) April 13, 2020
天皇賞春
フィエールマン、ユーキャンスマイル、ミッキースワローについては、サラブレ本誌からよろしくお願いします。
キセキ
吉澤ステーブルWESTから帰厩して2走目。新馬戦を除く帰厩初戦が【1314】に対して、帰厩2走目では【2011】、3走目では【0110】。どのような臨戦過程でも結果を残してきましたが、着度数で見ると一度使った方が良くなると思えます。18年の毎日王冠→天皇賞秋→ジャパンCのパフォーマンスが懐かしいですが、順調に叩き2走目を迎えられるのは国内ではその時以来。その点は楽しみです。
ただし、阪神大賞典であの出遅れを見せられると推しづらい。タイミングが合わなかったわけではなく、馬がゲートを出たくないようにも見えました。僅か5週間で改善できるのでしょうか。
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モズベッロ
淡路島のヒイラギステーブルから帰厩して初戦。これはメロディーレーンと同じです。短距離志向の強い森田厩舎ですが、長距離GⅠに2頭出しとなりました。右肩上がりにパフォーマンスを伸ばしている4歳馬で、今回の放牧も良い休養になったはず。淡路島のヒイラギステーブルはたいへん静かで心地よい風が吹き、リフレッシュ効果が大きいと耳にしたことがあります。拙著『厩舎名鑑』では、"ケイバ馬"の見極めが的確という武英智調教師のコメントもいただきました。
前走は直線で内にササりっぱなし。まともに追えておらず、本来ならミッキースワローとも差がなかったでしょう。今回は最内枠。鞍上がどのような競馬を選択するかはわかりませんが、内ラチの近くで競馬ができるのはプラスと判断できます。
これまで背負ってきた斤量が軽いので、過去傾向から見ても58キロは堪えると思われます。勢いと枠順でどこまでカバーできるか。
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シルヴァンシャー
ノーザンFしがらきから4月1日に帰厩。気性難or脚部不安のある馬は坂路で追い切る池江厩舎だけに、状態を見ながらの調整が進められてきたと推測できます。併せ馬で遅れており見栄えはよくないですが、この馬なりには動けていた印象です。息が整っているかはわかりませんが、状態が悪いとは思いません。
京都大賞典では不利な外から唯一差を詰めていたので、最も強い内容と評価。一戦ごとにIDMを伸ばしているので、人気にならないのであれば面白い1頭。
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内枠の馬はそこまで人気にもなっていないので、人気馬から手広く流してもいいかもしれません。個人的には中長距離の友道厩舎を信頼して、エタリオウは押さえておきます。
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