JRDB馬具図鑑~ハミ編【17】「スライドハミ」~
こんばんは。橋浜保子です。
スライドハミ
馬具表記「ス」
photo by Rumi Enokida
特徴:ハミ身(口の中に噛んでいる部分)を革の筒で覆い、革の両端で下顎(したあご)をくるんで位置を固定したハミです。
手綱の操作によって、筒の中をハミ身が左右にスライドする仕組みになっています。ハミ身の筒と連結したバンドで、口角から下顎まで固定することで、ハミを正しい位置に保つことができます。
主に、左右にモタれたり、内側にササる馬に効果があります。
ただし、制御するのが難しいため、騎手の腕が問われるハミのひとつです。
リーグルハミと見間違えやすいハミです。
2019年のJRA全競走におけるスライドハミ着用レース数は7回でした。
JRDBの新聞で過去走のハミを確認する方法
各種新聞(下の画像は「新パドック新聞」です)
直前情報画面でハミを確認する方法
馬具データを確認したり、分析ができる「ゴールドジェネレーター(金の成る木)」
いつもサポート(投げ銭)していただき、ありがとうございます。 おかげさまで、とても励みになります。