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競馬雑記帳 2024/12/05

JRDB永野です。

先週から始まって年内一杯行われる土曜日のWIN5.
11/30の発売は約3億2千万円。日曜のそれは6億円少しで最近のトレンドの数字と変らなかった。
WIN5の払戻し率は70%なので、30%がJRAに。
既に構築されたシステムで、レースに対する賞金などの発生もないので、約1億円弱の収益に。これが4回なら計4億円。
ドウデュースが天皇賞・秋、ジャパンC、に続いて有馬記念を勝てば、1着賞金のほかに2億円の褒賞金があるが、その分に充てても十分お釣りが来る。

今週末は香港での国際競走。日本調教馬も多数参戦。
日本で馴染みの外国人騎手の手綱の馬もいるが、川田騎手などお手馬の手綱を取りに遠征する騎手も。

香港の競馬は興行的に大成功だが、日本の競馬との違いは競走馬の生産の伴いこと。
多くの競走馬はオーストラリアやニュージランド産で、牡馬はほぼ去勢して競走馬となる。今年の安田記念を制して、香港カップ3連覇を狙うロマンチクウォリアーはアイルランド産だが例に漏れずセン馬。いくらGⅠ勝ちを積み重ねてもその血を残すことが出来ない。

その点日本の競馬は、サンデーサイレンス以降は内国産種牡馬が隆盛。サンデーを起点に3世代目の種牡馬が現在主流といえる。加えてキンカメの系統を含むと、少しキャリアの長い競馬ファンなら3代前までの血統構成14頭のうち半数以上の馬の競走馬時代を知っている馬も少なくはない。

それを思うと血統的思い入れの希薄なのは、競馬の楽しみのかなりの部分で損をしている気がする。

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