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AI競馬トレンド解析Ex 過小評価されがち!?「取消・除外」後や「競走中止」後は買えるのか

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前回の記事

村山:いやー、先週は色々ありましたね。

奥野:あー、相手が腰を痛めたやつな。あれは実はその直前の…

村山:井上尚弥の試合じゃなくて、新潟記念です!🔥
ライトバックが放馬して除外になりました。

ライトバックの新潟記念の馬箱
新潟記念のrIDV(成績IDM偏差値)

奥野:ごめんごめん笑 しかし、狙ってたジューンアヲニヨシは仕上げがイマイチで残念だったなあ。

村山:勝ったシンリョクカは前走が「落馬で競走中止」。
しまったやられた!というレースでした。

奥野:シンリョクカはしばらく低値だったrIDVが2走前に61に戻っていて、復調気配は示していたといえる。でも、前走が競走中止になったことで、買いづらかった人が多かったんじゃないかな。

シンリョクカの前走は落馬して競走中止

村山:こんな感じのパターン、前にもありましたね。。

そうだ! 今年のダービーを勝ったのダノンデサイル

ダノンデサイルの近3走

奥野:皐月賞で除外。競走中止と除外では内容が違うけど、人間の心理はどちらも同じかもね。

奥野:皐月賞は走っていないだけ。にもかかわらず、皐月賞を凡走扱いにした競馬ファンが多かったということ。京成杯で先着しているアーバンシックがダービーでは4番人気。ダノンデサイルの9番人気を過小評価と見抜けた人は大儲けしたことでしょう。

村山:そうですね。除外や取消は凡走した、ケガをしたと考えがちです。

・・・。もしや、これを狙い続ければ儲かるのでは??💰

奥野:そんな簡単にいくかい!笑 でも、とりあえず調べてみたら?

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村山:2020年から先週までで、単勝オッズ別の成績はこうでした。

村山:これが、前走「取消」「除外」の馬になると次のとおり。

村山:次は前走が「競走中止」の馬です。

奥野:画像貼るだけじゃなくて、分かりやすく説明してよー。

村山:総数不足によるブレもあるのですが、、、

前走が「取消」「除外」「中止」だからといって、その馬にオッズ的な妙味があるとは言えない。しかし、、、いくつかの傾向は見えてくる。

でしょうか。

前走が「取消」「除外」の馬

村山:前走が取消、除外だったにもかかわらず上位人気に支持された馬は、通常の同オッズ帯よりも高い勝率を記録しています。上位人気馬は過小評価されていると判断していいのかも。

奥野:もし、単勝4~5倍の馬の成績も良かったら間違いないんやけどなぁ。この結果からはダノンデサイルを「過去データから買えた!」とは言いづらいかな。

前走が「競走中止」の馬

村山:そして、前走が中止だった馬は上位人気の勝率が低いです。こちらは逆に過大評価されていると言えるかと。シンリョクカは人気薄だったのが良かったですかね。

奥野:競走中止にはいろいろあるからねぇ。予想時に「落馬さえしなければ今度は!」と考えてもいいけど、そもそも落馬する馬はゲートに危なさがあるとも言えるし、障害レースだったら次走のジョッキーが慎重になって位置取りが悪くなる恐れもある。

前走が芝orダートで落馬
前走が障害レースで落馬

村山:たしかに、「前走が障害レースで落馬」の馬はほとんど勝っていませんね。これは理由を含めて納得がいきます。

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奥野:ほかには何かないの?

村山:除外や取消の理由についても、いくつか調べてみました。あんまり長々と説明するとややこしいので、面白い結果が見られたものだけチョイスしています。

前走が「前肢跛行」で取消除外
前走が「後肢跛行」で取消除外

村山:JRDBの特記で前肢の跛行は「肩跛行」と表示されます。後肢の跛行は「寛跛行」ですね。 これを見比べると、「後肢の跛行」で取消除外になった馬は、2020年以降連対していないんです。

奥野:なるほど。それなりの人気馬はいるのに2着すらないと。これは使えるデータかも。


村山:次は前走が「心房細動で競走中止」だった馬です。

前走が「心房細動」で競走中止

村山:(JRDBのデータでは)意外と総数は少なめ。これもほとんど連対していません。好走しているのは24年日経新春杯のブローザホーンですね。前走・京都大賞典が心房細動で競走中止でした。

奥野:これも総数が少ないけど、人気馬は走ってるな。ブローザホーンも日経新春杯は過小評価だったのかもしれない。


前走が「放馬」で取消除外

村山:最後に、前走が「放馬」で取消除外だった場合。これも総数が物足りないものの、人気馬はしっかり走ってます。

奥野:つまり、ライトバックは次走買っていいわけね!

村山:秋華賞来たら買いでしょう!!どうしても放牧効果は前走オークス組に及ばないので、村山の本命にはならないと思いますが。

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セントウルSのrIDV(成績IDM偏差値)

奥野:今日は真面目な感じになったな笑 まあ、いいデータ紹介になったんじゃない? 最後に、セントウルSのrIDV(成績IDM偏差値)も見ておこう。この表を見ての感想は?

村山:トウシンマカオの70.1が光ってますね!アサカラキングサウザンサニーも下級条件では高いrIDVを出しています。ただ、全馬に言えることは近3走が低値すぎますね。。スプリント戦は高いIDMが出にくいとはいえ。

トウシンマカオの京阪杯はハンデG3ではかなり優秀

奥野:うん。キーンランドCもそうだった。ただ、今回は人気馬が頼りないよねえ。

奥野:思い切って穴狙うのもいいんじゃないかな?中京芝1200mなら堅くは決まらないでしょ。
狙うなら3枠の2頭がいいと思う。サウザンサニーは4走前が64。前走は4着に負けたとはいえ62もある。ジョウショーホープは前走が1400mだから高く出たのかもしれないけど、63.3は評価していい。

村山弘樹のタブレット競馬新聞より

村山:エクワインレーシング帰りはフルデプスリーダーが22年エルムSを勝ってますね。同厩舎のワールドタキオンも利用馬。あまり本州の重賞で見る機会はなくデータから強調はできないですが、育成力は高いですよ。

ジョウショーホープは言わずと知れた短距離重賞のチャンピオンヒルズ。高松宮記念のファストフォース、同2着のナムラクレアになどなど、活躍馬は枚挙に暇がありません。馬券でお世話になることもしばしばです。

奥野:オッケー。とりあえずこの2頭とトウシンマカオを注目馬ってことにしよか!

村山:なんたって、前5走以内に70以上を出した馬の成績はこうですからね!

奥野:燃えますな~🔥

村山:ただし、セントウルSはG2ですので、その点だけご注意ください🙇

奥野:アチャチャチャー😫


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