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きさらぎ賞の1戦1勝馬、買うならどれから?
JRDB村山弘樹です。
8日の京都10R・エルフィンSを制したのはデアリングタクトでした。同馬の新馬戦のレースラップは以下の通り。
12.8-11.5-12.5-13.1-12.6-12.2-11.7-11.3
いわゆる「加速ラップ」と呼ばれる、ラスト1Fでレースが速くなる展開でした。
そして、同馬が新馬戦で刻んだラスト3Fラップは、JRDB調べで以下の通りでした。
12.1-11.6-11.1
追い出しを待たされたこともありますが、ラスト1Fで鋭伸。デアリングタクトのように、4角5番手から加速ラップのレースを差し切るような馬は、末脚が鋭い馬として素質を評価できます。
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さて、日曜日に未知なる素質を評価したいのは、きさらぎ賞の1戦1勝馬3頭でしょう。
この3頭の新馬戦をラップから検証していきます。
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③トゥルーヴィル
13.4-12.2-12.9-13.8-13.8-13.0-12.1-11.1-11.0
自身の上がり3FタイムはJRDB調べで
12.1-11.0-10.8
正味2ハロンしか脚は使っていませんが、22秒を切る素晴らしい切れ味。加速してゴールしています。
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④ギベルティ
12.6-12.2-12.5-12.8-12.5-11.9-11.4-11.9
自身の上がり3FタイムはJRDB調べで
11.9-11.4-11.9
有馬記念週の中山なので、上がりが掛かるのは致し方なし。特筆できる上がりタイムではありませんが、今回は展開利が見込めそう。その部分での加点は必要です。
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⑦ストーンリッジ
13.4-12.1-12.7-12.7-12.7-11.2-11.0-11.0
自身の上がり3FタイムはJRDB調べで
11.2-11.0-10.9
5回阪神開幕週だから超高速馬場。そのため評価が難しいですが、3F続けて11.2秒以下で走れるのは能力の証明でしょう。
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8日の京都芝は、上がりの速い馬の好走が目立ちました。そうなると、トゥルーヴィルやストーンリッジが有利か。
JRDBの上がり指数でも、トップは、アルジャンナではなくストーンリッジ!。
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また、展開(位置取り)データチェックでは、「1列目」「内」「上がりマーク入り」が土曜競馬で好調でした。
さて、きさらぎ賞は
ストーンリッジが2列目までに入らず、、、一列目内の2頭は上がりマークこそありませんが、重賞好走実績も加味して押さえるべきか。
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まとめ
①経験浅いも、トゥルーヴィルとストーンリッジの末脚は優秀。
②上がり指数1位は、3F続けていい脚を使ったストーンリッジ。
③ただし、ストーンリッジは展開図では評価されず。
→甲乙つけがたいですが、JRDBデータからは「ストーンリッジ」とします。
(村山の意見をふんだんに含む)
もちろん、直前情報を売りとしているJRDBとしては、最後はパドック担当者・赤木さんの印から素質を判断していただければと思います。
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