京都金杯 村山の予想
関西サンスポさんで中山金杯の注目馬を取り上げたので、noteでは京都金杯の予想を行います。
2019年の京都金杯の結果
上位3頭はいずれも在厩調整の馬でした。調整が難しい正月開催のため、在厩調整馬が仕上がり面で実績上位馬を凌駕しやすいのかもしれません。
あとは、京都巧者を上に取ります。
阪神マイルOP級好走馬にも注目です。
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外厩データチェック
1月5日の外厩データチェック
◎⑥ダイアトニック
○④オールフォーラヴ
▲③サウンドキアラ
△⑱ソーグリッタリング
△⑬カテドラル
△⑧ドーヴァー
当初は、というよりも、枠順発表まではソーグリッタリングを1番手にする予定でした。しかし、中山金杯のカデナと合わせて外枠に。
月刊誌さん等で示した推奨馬と本命が異なるのはご了承ください。レースに対する視点・見解は”変わらず”ですので。
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◎⑥ダイアトニック
12月17日にノーザンFしがらきから帰厩。これだけ坂路で動く馬なので、ベストは1400mなのでしょう。しかし、距離は問題ないと考えます。ダービー卿CTではしっかり脚を使えていました。
前走の敗因は、中2週の間隔。ノーザンF系の育成牧場で調整された馬が放牧明けで激走し、間隔を詰めた次走で振るわないのは、NHKマイルCのグランアレグリア、ダービー・天皇賞秋のサートゥルナーリアなど、今年何度も見てきたことです。(サートゥルナーリアは東京苦手説も)
ダイアトニック(スワンS前)
調教時計はここには記載できませんが、状態維持に努めたマイルCS時と、放牧効果てきめんの今回とでは、心身の充実度が違います。
在厩調整馬に分があるレースではありますが、ダイアトニックは放牧明けのこのタイミングで狙うべきなので本命としました。
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○④オールフォーラヴ
信楽牧場からの帰厩2走目。昨年の府中牝馬Sはハイレベルで、スカーレットカラーは適条件なら巻き返し必至。そのレースで4着だったオールフォーラヴも狙う価値があります。
京都でも走れ、立ち回りも巧い。前走は回ってきただけというレースだったので、着順を理由に人気を落とすなら面白い一頭です。
ちなみに、中内田厩舎は1月からの京都開催で毎年勝ち星を量産するので、平場でも要マークです。
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▲③サウンドキアラ
宇治田原優駿Sから帰厩して3走目。思った以上に人気を集めそうですが、好走条件は揃いました。そもそもが、19年は1月からVマイル間で6戦!使って使って強くなってきた馬です。在厩調整にメリットがある京都金杯で重視しない手はありません。リゲルSで差し込んできたディープインパクト産駒で今回軽量。
前走時J鉄を履いていたように、脚元に一抹の不安を残します。そのためか、前走時は11月20日前後の1週間、調教が抜けていました。
今回は中間の過程も順調とみます。
普通に考えると、[4-1-0-1]の京都ではIDM(インデックス・メモリー=能力記憶指数)は70ポイントを超えており、重賞で好走圏内に入ってこれるとみます。
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△⑱ソーグリッタリング
グリーンウッドから帰厩して3走目。帰厩3走目ではエプソムC4着の実績があります。不良馬場だった前走では若干パフォーマンスを落としたものの、成績の通り安定感のあるタイプ。大外枠が痛恨も京都では[3-3-1-1]。発馬の巧い川田騎手なら、ロスの少ない競馬が期待できます。
古馬では有馬記念、3歳では京成杯やきさらぎ賞を得意とする池江厩舎。冬季の仕上げ面を心配する必要はないか。
57キロで重賞を、58キロでOPの好走歴があるので、56キロの今回は近走以上のパフォーマンスを出せると予想します。