競馬雑記帳 2020/5/28
JRDB永野昌治です。
2月の末から続いている無観客での開催だが、6月一杯も継続されることがJRAから発表された。
6月19日に開幕と決まったプロ野球も、当面の間は無観客。座席のある球場で無観客なのだがら、指定席はあるものの、勝馬投票券の発売窓口に並んだりと動きのある、競馬場やWINSではなおさら警戒が必要か。
ファンの前でのレースは夏後半になるのか、それとも秋競馬になるのか?
一方で、騎手と競走馬の移動制限は5月一杯で解除されることも発表された。6月1週目なら土曜に阪神で鳴尾記念、日曜に東京で安田記念に騎乗することが可能に。
それ以上に大きいのは競走馬の移動制限の解除。
主場が自ブロック制ということで、オープン競走以外は美浦所属の馬は東京で、栗東所属の馬は京都でと出走が限られたため、東西で在籍頭数の差が大きい3勝クラス(制限開始の4月18日現在で美浦の3勝クラスは199頭、栗東の3勝クラスは315頭)は歪なことになっていた。
先週の東京の丹沢Sが8頭立てだったのに対して、京都のシドニーTは除外馬が17頭と、もうひとレース作れるだけの数。シドニーTでは除外にならなかった馬の中には、これまで中長距離を使っていたのに今回いきなり1200M戦という馬も見受けられた。
除外対策で、来週から始まる阪神開催の初日には、ダートの3勝クラスの特別戦を増設するほど。
移動制限の解除でこの問題は解決しそう。
今後の馬券的対策としては、関東馬ばかりのレースで勝ち上った馬たちが、移動制限の解除で東京のレースの参戦してくる関西馬にどこまで勝負になるかの傾向は見極めたい。
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