競馬雑記帳 2025/1/9

JRDB永野です。

2024年度のJRA賞が発表されました。
以前この欄で、年度代表馬と2歳の牡牝以外は混戦、と書いたが、スンナリと予想した3部門以外も、意外とスンナリと決まった模様。

古馬牝馬、スプリンター、マイルの部門は秋にGⅠを勝った馬の方が印象に残った様子。

意外だったのは、3歳牝馬の部門で、有馬記念勝ったレガレイラの票があまり伸びなかった点。2冠馬チェルヴィニアの3分の1程度。やはりその路線を年間通して走り切って結果出す方が評価は高いよう。

3部門で次点となったフォーエバーヤングは、JRAのレースは2歳時の新馬戦だけ。それでも評価されるのは、国際化が進んだ証拠。
その逆に、最優秀マイラーの部門で、安田記念を勝った香港馬のロマンチックウォリアーが66票で次点となっている点も注目に値する。

馬事文化賞はパリ五輪の総合馬術でメダルを獲得した団体日本代表。
メンバーのひとりはJRAの職員だが、昨年の後半はことあるごとに誘導馬で駆り出されていただけに、栄誉があってもいいのかも。

通常の開催週とさして日数の変らなかった年末から年始にかけてだが、テレビで頻繁に流れていたCMがウマ娘。
ミスターシービーとカツラギエースの馬名連呼だが、ミスターシービーは1983年の3冠馬、カツラギエースは1984年に日本馬としてはじめてジャパンCを勝った馬。いずれもJRAのHPの過去GⅠ成績のうちレース映像のある最古。キャラへの思い入れの深さは動画があるということが、意外と重要なのかも。

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