橋浜保子です。
調教やレースでの落鉄(らくてつ)については、前回、ご説明しました。
中には、蹄から蹄鉄が完全に外れずに、ズレたままレースから戻ってくるケースもあります。
これは、同じ馬が、未勝利戦のレース後に落鉄しかかっている写真です。
photo by Rumi Enokida
左後肢の蹄壁(ていへき)が欠損しており、蹄鉄がズレていることがわかります。
2枚目は、蹄から外れてしまった蹄釘(ていちょう)の様子もわかる、貴重な写真です。
このケースでは、蹄壁にダメージを受けており、回復するまでに時間を要します。