【AI競馬トレンド解析Ex】秋華賞、賭けべ高いのはこの人気薄?!
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奥野 今日もプラス回収だったから飲みベ高いわ~!
ん? どうしたの、そんなに難しい顔して。
村山 いやぁ、最近、消した馬がよく馬券に絡むんですよ。だから、どうすれば、的確な取捨ができるようになるのかなぁって悩んでました。
ってか、なんですか? その「飲みベ高いって」。
奥野 え? 言わないですか? 「飲みベ高いわ~!」。飲むモチベーションが高いってことやん?
村山 そんなギャルみたいな言い回し、普通使わないでしょ! どこで覚えたんですか!!
奥野 あぁギャルが話してたのをパクった(笑)
村山 そもそも奥野さんは下戸ですよねぇ(-_-)
奥野 はい。ちょっと使ってみたかっただけ。
村山 まさに時間の無駄…。
奥野 あぁ、馬券を効率よくって? 消した馬がよく馬券に絡むかぁ…。重症やなぁ(笑)
村山 外厩データからの好走ポイントは抑えているので、予想自体は決して悪くないのに。
奥野 うん。たしかに予想自体は間違ってないけど、馬券となるとまた話は違うよね。
村山 奥野さんは馬券がまだ上手いほうじゃないですか?
奥野 は、はい。。(上手い方だと思います・汗)
村山 普通は拾わない馬を拾って高配当を当てたりしてますよね? そのコツを知りたい。
奥野 コツというより、理論だね。
そもそも「消す」という発想は、願望主体の行為でしょ? あるいはオッズをみて安いから消す、とか。それって相手があるゲームなのに、自分軸で下心むき出しの行動なわけです。
村山 でも、たくさん儲けるためにはどれかを消さないと…。
奥野 なぜそんなに儲けたいの?
村山 なぜって言われても…。お金はより増えるほうがいいじゃないですか。。
奥野 うん…。そこの考え方の違いかなぁ。
村山 というと?
奥野 自分の場合、いくら儲けられれば勝ちか、を分かっているかどうか、です。
村山 What??
奥野 たとえば、総投票額100万円で1万円の利益を出すことと、3000円で1万円の利益を出す、同じ中央競馬の同一レース下において、どちらのほうが実現性が高い?
村山 そりゃ前者でしょう。
奥野 正解。単勝1.5倍の1番人気の複勝に行けるからね。複勝率92%ね。障害レースに限っては95%です。プラス10の恩恵に与れる。払戻しは110円で、110万円になる。10回に1回外す確率です。
村山 はい。でも1回負けたら100万がパーですよ。。
奥野 そういうことを考えるから負ける。外れた時のことは考えない! 資金が1000万円あれば、10回チャンスがある。95%の的中率なら、結果として50万円負けることになるけど、稀にこの払戻が120円や130円になることがある。まぁこれは滅多にないけどね。
村山 一回でもそういう払戻に当たれば回収率100%超!
奥野 そういうことです。いわゆる上級クラスターの"一点突破戦略"ですわ。結局、資金力が少ない我々は、100mそうなら、スタートラインが20mほど後ろに設定されているわけ。
村山 かなり不利ですやん!
奥野 そうですよ。そういう人たちがいるのを知らずに、小さいお金で10万円儲けたい!100万円かちたい!って思っても無理。宝くじを買ってるのと変わらないのです。どの土俵で戦うかを決めないと。
村山 つまらないなぁ。
奥野 あほー! これからはギャンブル的な思考を排除していかんとあかんねん!
村山 じゃあ競馬予想って何なんすか?!
奥野 予想をするからダメなのよ。予想ではなくて、期待性を見出す作業ってことを考えること。
村山 はぁ…。(また面倒くさいことになりそうだ・汗)
奥野 「切る」とか「消す」ってことをするから、外れるのです。
村山 いや、だから消さないと…。
奥野 いやいや、そうじゃなくて、上級クラスターが断然1番人気の一点突破戦略をとるなら、我々は、オッズが高いところで一点突破戦略をとればいいんですわ。
村山 すみません…。お先に失礼します😞
奥野 帰しません!!最後まで聞け!
村山 はい…。
奥野 今の競馬は、よほどのことがない限り、「来ない馬」っていうのはいないのです。
馬券に絡む可能性がほぼゼロの馬はほとんどいない。昔は、見るからに「これは走らないなぁ」っていう馬が多くいたのよ。
太い、入れ込みが激しすぎる、ソエが出てる、でっかい骨瘤ができてる、蹄が割れてる、蹄の底に不安がある(特殊蹄鉄)などなど、不安のある馬が多かった。でも今はどうですか?
村山 たしかに、ほとんど見なくなりました。
奥野 そうなのです。こんなこと言ったら怒られるけど言うよ。
「パドックでの作業はかなり減ってる」のです!
村山 それ、いっちゃマズい気が…。
奥野 全然マズくないよ。私がそういうんだから間違いない。必要ないわけではないよ。わざわざパドックまで行って、至近距離で脚元をみる必要がなくなってきたってことです。
村山 はい、確かに本当にそう感じます。新エクイロックスとかはいますが、ガチの裂蹄馬なんてほとんどいないし、小さい骨瘤の馬がたまーにいるぐらいで、ソエ焼きなんてもはや天然記念物ですね。
奥野 外厩が発展して、競走馬が過保護にされる時代になったからです。
村山 昔は地方競馬みたいに、トレセンで缶詰にされて、連闘、中1週で使われた馬もたくさんいた気がします。
奥野 少頭数のレースが多くなったのもその影響でしょう。
村山 うわぁ…。15年前と比較するとほぼ倍だ…。
奥野 外厩で丁寧に調整され、使い詰めされないから、馬はつねにフレッシュ。そんな時代にね、「消し馬」なんて探せると思う?
村山 そう言われれば、難しくなったと思います。。
奥野 わかればよろしい! 消すのではなくて、「消したくなるような人気薄の馬に目を付けて、その馬の長所を探す」ことに注力するのです!
村山 たしかに、下級条件で勝ちあがれない馬たちのレースにおいては、指数が低い人気薄でも、力で負けたというよりも展開や位置取りで負けたケースが多いし、どの馬にもチャンスがあるもんなぁ。
奥野 10回に1回の世界だけど、同じ目線でそういう馬を探しだして、狙って買い続けることでプラス回収を謀るわけです。
村山 人気薄の一点突破戦略ですね! 複馬券なら的中率25%も可能ですもんね!
奥野 おっ! わかってきたね~。もちろん、その馬の期待値が高くないとダメだけど。
村山 今までは当ててより儲けてやろうと思って、人気馬を選択して、かつ、相手も絞り込んでましたけど、それは弱者の負けるべく戦略でしたわ(笑)
奥野 これからの競馬は確率戦。資金力のあるユーザーは資金力をもって人気馬で利益を上げればいい。でも我々庶民は、JRDBの多くのデータや情報をもって、一般的に難しいとされる人気薄のカテゴリにおいて確率論で応戦する。これが馬券で儲ける近道です!
村山 深い…。勉強になります!
奥野 当たったー外れたーって一喜一憂するんじゃなくて、外れるのも当たるのも確率の問題だからね。勘違いしちゃダメよ。
村山 うぉー! "賭けべ"高くなってきたーーー!!
奥野 賭けるモチベーションね(汗)
村山 秋華賞、当てるぞー!!
奥野 これは分かってないな(汗)
村山 では、秋華賞の「rIDV(成績IDM偏差値)」をどうぞ!
奥野 それは、私の仕事ですやん。。
奥野 近2走で四捨五入して65以上だしている馬をオレンジに、5走内に出している馬を黄色に、前走の内容が良かった馬を薄黄色にしました。
村山 ただただNF天栄、NFしがらき帰りに色を塗っただけじゃないです?
奥野 たまたまそうなっただけ! でも、天栄中心であることは間違いなさそうね。
村山 rIDV的には、②ミアネーロ、⑩ボンドガール、⑪ランスオブクイーン、⑬クリスマスパレードが軽視されているということか。
奥野 そうなります。特に⑪ランスオブクイーンね。2走前は68も出してる。
村山 まだ本気で走ってない気がしますよね。前走の仕上げもちょっと甘かった気がしますし。
奥野 同感。追い切りでも舌が越してるし、まだまだ子供っぽさが抜けてない感じ。
村山 それでいてこの数値ですからね。オークスの5着も良い意味で違和感ありましたし。
奥野 普通なら、残り200mでズブズブになるところを、盛り返したよね。え、これ残すの?ってちょっと驚いたもんなぁ。
村山 そのときも舌がハミを越してました。
奥野 当時のハミが、ノーマルハミぽち付き+ビットガード。ゆる~w。
村山 よっぽどハミの口当たりが気持ち悪いのか。
奥野 2走前からノーマルハミに変えて、ビットガードを外してきたけど、これは川田騎手の希望だったのかな。
村山 ほんとですね。今回はどうするんでしょうね。
奥野 追い切りを見る限り、ノーマルハミのまま。たぶん、変にあれこれ対策するよりも、舌をぶらぶらさせておいたほうが、気持ちよく走るんだと思う。
村山 そこも含めて、癖馬のコントロールが上手そうな松山騎手に期待!
奥野 いやいや、あなたは消してるやんか。
村山 あぁ…。気分はBAD👇
奥野 ギャル…。