見出し画像

フローラS 出走情報を踏まえて

村山弘樹です。

サラブレ4月号において、紙幅の都合や締め切り時に出否が未定で触れられなかった有力馬について簡単にまとめます。

フローラS

ホウオウピースフルとスカイグルーヴについては、サラブレ本誌からよろしくお願いします。

11レッドルレーヴ

ミホ分場から帰厩して2走目。ノーザンFの生産馬ですが、藤沢和厩舎のレッド冠や窪田氏名義は同牧場に出ることが多いのは覚えておきたいポイント。ノーザンF系の牧場でないことは軽視する理由になりません。帰厩初戦はもちろん、2走目3走目でも非常に好走率が高い組み合わせで、平場ではノーザンF天栄馬よりも妙味があり狙い目となります。ただ重賞では、藤沢和厩舎は帰厩初戦であることが理想です。

藤沢和厩舎×ミホ分場×芝は近3年で総数52,3着内率48%,複勝回収率123%

無題

フラワーCが行われた3月20日の中山は、強い北風の影響で逃げ先行馬が活躍した1日でした。先行した勝ち馬アブレイズよりも、中団外から差を詰めたレッドルレーヴの方が断然上の評価。相性の良いフラワーC好走馬だけに、当然ここでも期待できます。

フラワーC時は強い北風(直線向かい風)

無題

+-+-+-

12ヴォリアーモ

4月4日にノーザンF天栄から帰厩。木村厩舎×NF天栄はスカイグルーヴと同じ。木村厩舎は「東京」「新潟」に良績が集中しているように、長い直線での末脚比べに強い馬を多数育成。ヴォリアーモも東京2000mを上がり最速で勝ち上がったルーラーシップ産駒だけに舞台適性は高いと考えられます。

無題

追切指数評価(馬名左横の矢印)が下降しているのは気掛かりも、極端な枠順にも入らなかったので相手に加えたい1頭です。

+-+-+-

3ウインマリリン

ビッグレッドF鉾田から帰厩して2走目。ミモザ賞で記録したIDM(能力指数)は53とまずまずの値。スクリーンヒーロー産駒であることと、前走の勝ちっぷりを見る限りは、中山コースで先行して押し切る競馬が合っている印象です。それでも、3歳戦に強い手塚厩舎で、厩舎×放牧先の相性も優秀だけに粘っても驚かない1頭です。

無題

+-+-+-

16フアナ1エレヴァテッツァは未勝利勝ち直後ゆえ、能力面では一枚劣る評価です。フアナは厩舎力で、エレヴァテッツァは長期の放牧明けで一気にパフォーマンスを伸ばしてくるかもしれません。しかし、それは人気にも反映されていて推奨するまでには至りませんでした。

画像5


いつもサポート(投げ銭)していただき、ありがとうございます。 おかげさまで、とても励みになります。