競馬雑記帳 2022/07/21
JRDB永野です。
北海道開催は、今週から舞台を札幌に。
7週という少し変則の開催日程だが、札幌記念やWASJなど見所満載。
札幌記念ではソダシ、ハヤヤッコの白毛対決も実現しそうとか。
小倉開催は今週末の3回開催終了で2週間の小休止。関東圏の開催は福島から新潟に舞台を移し、先の2週を第2回として、残りの4週を第3回として開催。
昨年、一昨年と五輪絡みで小倉開催が3週に亘って休止になったが、今年は2週の休止。暑熱対策を名目に暑い時期にレース数を減らして、少頭数のレースを避けようとしているのかも。
新潟の2回開催を2週にするのは、その間関西圏での開催ががないので、未勝利・1勝クラスの下級条件の「自ブロック」という括りがなくなるため。
この2週は関西馬も新潟に出走することになるが、栗東からの輸送は新潟も小倉も差はない。渋滞の発生する京阪神間を通ることがない分、新潟行きの方が輸送はスムーズかも。
3週あった昨年の小倉休止期間での新潟での東西の成績は、
関東馬25勝に対して関西馬は48勝とほぼダブルスコア。時期的に残り少なくなっている3歳未勝利戦では、関東馬5勝に対して関西馬14勝と関東馬にとっては深刻な状態。
今年は2週で関西馬が引き上げてくれるだけもラッキーか。
その新潟といえば名物は直線の1000M戦。その1000M戦で夏の風物詩となっているのは2歳未勝利戦での、「白、赤格子、袖赤」の勝負服のミルファームの多頭出し。
昨年行われたこの条件はともにフルゲート18頭で、ミルファームは10頭と8頭を送り込んだ。
一番占有率?!がたかったのは、2020年のレースで16頭立てのレースでミルファームの馬が12頭。「白、赤格子、袖赤」以外の勝負服の馬は4頭だけ。ただ悲しいかなこのレース「その他4頭」のうち2頭でワンツーを決められている。
九州産馬限定のレースでは同一馬主の馬が複数頭走ることは珍しくないが、殆どが「テイエム」か「カシノ」の馬。実況アナウンサーは勝負服で一旦「テイエム」と言っておいてから帽色で「ハヤカケン」や「ユメキュウ」と実況できるが、ミルファームの所有馬は冠名がないので、帽色確認で即馬名を発声しなければならい。まさに実況アナ泣かせ。
例年2クラ組まれている2歳未勝利の直線1000M戦だが、今年は8月29日の1クラだけ。ミルファーム所有の2歳馬は先週まで21頭がデビュー。うち2頭が勝ちあがっているが、デビュー前で今日7/21現在、在厩の馬も11頭スタンバイ。
8月末には1クラ入魂で、例年以上に「白、赤格子、袖赤」の勝負服が直線を駆け抜けて行くかも。
ところで、2025年の大阪・関西万博の公式キャラクターの愛称が「ミャクミャク」に決定。どこかのタイミングで馬名にも現れるだろうが、「ミャクミャク」で6文字なので、「メイショウ」や「トーセン」の4文字以上の冠名には付けられない。
「シゲル」「クリノ」あたりで採用されるかも。
ただ、キャラクターの赤と水色のカラーは、ノースヒルズなのだが。