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🔸外厩データチェックをアレンジしてみた

村山弘樹です。

外厩データチェックを作成するようになってから、同シートの良いところ・弱いところが浮かんできました。

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◎良いところ

1.放牧先が分かる
2.各馬の放牧後成績が分かる
3.好走率が高い、厩舎×放牧先が分かる

1は当たり前。2も他のPDF新聞では公開していないので価値はあるかと。そして、重要なのが3番目。”馬名太字馬”としてピックアップされているので、軸選びには便利です。

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△弱いところ

1.結局ノーザンF×上位厩舎ばかりになる
2.穴馬を抽出するのには不向き
3.着度数がアテにならないケースが

外厩データチェックは「好走率」に主眼を置いているので、太字馬に該当するのは多くがノーザンF馬です。そのため、特別戦までの下級条件では予想が難しいケースも散見します。

また、放牧帰りの着度数も、【2-0-1-4】などの場合は甲乙つけがたい。2勝を「未勝利戦」と「1勝クラス」で挙げていた場合などは、「2勝クラス」に上がってからは【0-0-1-4】ということもよくあります。

19年有馬記念の外厩データチェック

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また、G1レースになると太字馬ばかりで、逆に迷ってしまうこともあります。

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このような経緯から”外厩データチェックの弱点”を改良しようと思いつきました。

もちろん、既存のものを廃止するというわけではありません。村山仕様のものを新たに作るということですので、ご安心下さいませ。

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個人的に重視したいポイントは、

下級条件でも使える

帰厩して2走目などで上昇する馬をピックアップする

この2つ。

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早速、ポチポチDBとレイアウト、出力プログラムをいじってできたのがこちら。叩き台のため、記号等の質はまだまだですが。

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現在提供中の仕様は、こちらです。

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簡単にまとめると、

①★マークで激走馬を表記
②厩舎の勢い(近走内容)を矢印で表した
③放牧先名称を4文字表記に。帰厩何走目も明記
④厩舎の休み明け成績、当該間隔時成績、当該コース成績を記載

着度数の欄を削って、平場で使えそうなデータを盛り込みました。

シート形式のメリットは、◎×などで視覚的に、瞬間的に判断できることにあると思います。

各馬の近走を吟味するのは、ウェブレーシングペーパーなど、新聞形式のものを使えばいいので。あくまで記号中心に。

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中山金杯はこんな感じ。

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すると、今度は"どの外厩が優れているのか"が以前よりも不明瞭になったので、そのあたりの改善が必要ですね。

また、厩舎の矢印に目が行ってしまい、他の項目が頭に入らないのもイマイチです。そして、データの精度等もまだまだ。

また進捗があればお伝えいたします。

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