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競馬稼業はつらいよ ~調教分析ワンポイント~

現在、JRDB内で分析、検証中であるが、見えてきた傾向を示す。

☆人気が無く、仕上指数、追切指数が高い馬を拾うのは、有効である。
☆「調教量が足りないので消す」というのは危険である。
 ※隠される調教参照
☆馬ナリ、強目で追切指数が高い場合、好走することが多い。
☆主要調教コース以外は当てにしない方が良い。

※調教コースの使用状況(調査・研究中)
調教コースの使用法は時によって変わるが現時点(2011 年)で次のようである。
・美浦
「南 W」「美坂」が主要コース、「南P」もそこそこある。有力馬はほぼ、これらで調教。
他「北 C」はゲートで使う。
・栗東
「栗坂」「CW」が主要コース、「栗P」も増えてきている。
上記主要コース以外は、調教タイムの分析、集計はサンプル数が少なく注意が必要である。

※外厩での調教
美浦、栗東以外の育成牧場・トレセンの存在がある。
育成牧場で乗り込み、仕上げておいて、JRAのトレセンでは、本数少なく軽目の調教に終始、レースを迎えるというパターンがある。好調教には見せないので、人気にならないこともある。
このパターンは、調教のデータに表れてこないので注意が必要である。調教量は、少なく出ることになり、軽い調教なので時計も出にくい。そのため実際には、充分に調教され仕上がっているのに、データ分析上で仕上指数が低く出てしまうのだ。これは、調教そのものを見ているトラックマンの情報分析(専門・情報紙分析での調教指数、調教矢印、厩舎指数、厩舎評価)の方で拾う必要がある。調教分析データのみで判断するのは危険ということである。

つづく…


日曜阪神11R阪神大賞典・G2 

◎09番ワープスピード(2着):馬体締まりデキ上向く。
○02番ブローザホーン(3着):良い意味での平行線。
▲13番シルヴァーソニック(11着):休み明けもほぼ仕上がる。
注06番テーオーロイヤル(1着):踏み込み硬いが仕上げ良い。
△10番サヴォーナ(6着):お釣りある仕上げもデキ良い。
▽08番メイショウブレゲ(8着):展開微妙もデキ良い。

結果、*4番がハナにたち、注6番は好位後方、○2番が好位後方の内、△10番が中団の外、その後方から▲13番、◎9番は後方から追走。直線、*4番が粘っていたが、注6番が馬群の中から抜け出し、そのまま力強くゴールを駆け抜け、完勝。◎9番は直線、前が壁になる不利も抜け出してっからは力強く伸びて、2着確保。○2番は馬群の中から抜け出すもあと一歩届かず、3着まで。

次走 コメント

◎9番は、馬体絞れデキ自体も良かった。若干、直線、前が壁になる不利も。次走、それなりに。
注6番は、若干、踏み込み硬くなっていたが、レースでは問題無く、力強い走り。次走もそれなりに。
○2番は、仕上げ良く、好位気配。次走もそれなりに。
▲13番は、休み明けも仕上げ良かったが、パドック&返し馬ともテンション上がり気味。次走、落ち着き出れば。

ではでは グッドラック!

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