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競馬雑記帳 2024/11/22

JRDB永野です。

今年の2歳戦は新種牡馬の産駒の活躍が目立つ。
先週終了時点で、勝数のトップはキズナとサートゥルナーリアの23勝で、ナダルの21勝が続くが、サートゥルナーリアとナダルは新種牡馬。その他アドマイヤマーズも18勝を挙げて上位に名を連ねているし、タワーオブロンドンは重賞勝ち馬も出している。

サートゥルナーリアは競走生活は4連勝で皐月賞を制した時がピークの感で、その後はGⅠを勝てず、4歳の宝塚記念がラストランでの種牡馬入り。すでに半兄のエピファネイア、リーオンディーズが種牡馬入りしており、兄弟で3頭目の種牡馬。

兄弟で種牡馬というのは、ブラックタイドとディープインパクト、アグネスフライトとアグネスタキオンなどそれほど珍しくはないが、3頭というのは。

それに、10月27日現在の2歳リーディングサイヤーでは、エピファネイアが2位、サートゥルナーリアが4位、リオンディーズが12位といずれも成功している。

エピファネイア産駒は既にエフフォーリアが種牡馬入りしており、サイヤーラインを広げている。
土曜の京都2歳Sにはサートゥルナーリア産駒のクラウディアもスタンバイ。

この3兄弟の母は、日米でオークスを勝ったシーザリオ。繁殖牝馬としても優秀で娘のロザリンドからは青葉賞などを勝ったオーソリティが出ている。
順調に系統を伸ばして行けば、近い将来にはシーザリオのクロスの馬がターフを駈けることに。


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