カペラS 平間の予想
◎13.ジャスティン
○9.ダンシングプリンス
▲10.サブノジュニア
注12.レッドルゼル
△11.テーオージーニアス
中央でダート1200mの重賞はこのカペラSのみ。必然的にスピード自慢の短距離馬が集まり、Hペースになるのは当たり前。今年も快速馬が集まったが、かといって必ずしも差し・追い込み有利とはならない。このクラスまで上がってくる馬はHペースを背負っても押し切れる性能を見せているから。それでも過去には追い込みが嵌ったケースはある。そうした展開ならサブノジュニアは59kgでも侮れないが、中央のダートでどれだけ時計対応できる馬なのかは未知数。
JBCからの見直し候補筆頭としてジャスティンを中心にしたい。ゲートで安めを打ったために、結果的に馬群の中に入る形になってしまったが、これでは厳しい。4角でゴチャ付いていたが、それ以前の問題だった。元々ダッシュ力は確か。外枠なら揉まれない競馬はできるはずだ。
ダンシングプリンスはクラスが上がるごとに着差は詰まっているが、まだ余力を感じさせる内容で、重賞に入っても全く見劣らない馬体とスピードを示している。課題はこれまでとは相手関係が大幅に強化される点。これまでのように比較的楽に先手というわけにはいかない可能性もある。逃げたことしかない馬が突然控えて上手に競馬ができるなどということは稀。普通は揉まれて終わる。ここでも行けるだけのスピードがあるという判断の元評価する。
レッドルゼルとテーオージーニアスは差し候補。レッドルゼルは門松Sでジャスティンを追い詰めた。橿原Sではあまりにアッサリ突き抜けたため、抜けてからすぐに追い方を緩めていた程で末脚の性能はかなり高そう。ただ、コースや今の馬場の適性も考慮するとジャスティンの方に分があると見る。テーオージーニアスは去年2着のように消耗戦で差せるタイプだが、近走はやや重め残りの体付き。もう少し締まってくるとキレも増すはずだが。
出走表等は、JRA発表のものをご確認ください