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GⅠジョッキー

JRDB永野です。

先週の高松宮記念は7歳のファストフォースが優勝。
鞍上の団野騎手は、同期の岩田望騎手や菅原明騎手に先んじてのGⅠ勝ち。
昨年の秋から、荻野極騎手や坂井騎手といった騎手がGⅠを勝ち始めているが、荻野極騎手、坂井騎手ともに当時7年目、今回の団野騎手も5年目でのGⅠ勝ち。
比べるのは酷かもしれないが、武豊騎手は2年目で、浜中騎手は3年目でGⅠを勝っている。
まあ、現在リーディング上位の川田騎手で5年目、松山騎手で7年目での初GⅠ勝ちだったので、極端に遅いということもないのだが。

その団野騎手、今週は土日共に阪神で騎乗。
日曜の大阪杯では、自厩舎のGⅠ馬キラーアビリティに騎乗。この馬とは中日新聞杯で結果を出しているが、2週前の特別登録の時点ではコンビを組むことは決まっていなかったが、やはりGⅠ勝ちの効果は大きかったか。

土曜の4クラは全て乗り替わりでの騎乗。

2レースのショーヘーフェイスは、初戦と前走が同期の菅原明騎手の騎乗で好走。団野騎手騎乗の2走前は人気で凡走しているだけに、前走以上を期待。

メインのポラリスSのリアンティサージュは全くのテン乗り。この馬自身も始めてのダート戦だが、先日のドバイWCではオルフェーヴル産駒のウシュバテソーロが勝っており化ける可能性も。
団野騎手にとって須貝厩舎の馬への騎乗機会は少ないが、シルクレーシングの馬では、2022年以降では【3-1-3-17】で勝率は12.5%、単回収も114と成績は悪くない。

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