A・ZU・NAの中の人が好きすぎる話の続き
はじめに
この話の続きです。感想ベースの話ですのでご了承ください。
2019年末の話
ちょうど上海から帰国してすぐ、謎の声優ユニットPrima Portaが発表されました。メンバーは大西亜玖璃さん、内田秀さん、相良茉優さん、首藤志奈さん、高柳知葉さんの5人で、プロデューサーは元ランティスでμ'sのプロデューサーをしていた木皿陽平さんです。今見るとラブライブ声優とウマ娘声優しかいない最強ユニットですが、当時は虹ヶ咲はアニメ化前、内田秀さんはラブライブ発表前、ウマ娘はアプリリリース前という、そんな微妙なユニットでした。
そして謎コラボを発表された埼玉ブロンコスはB3リーグ(要するに3軍)のバスケットボールチームでした。内田秀さんが「背高い人好き」と言っていたのでこんなしょうもない奴らと繋がるかもしれないと思うと軽く鬱になりました。
11月、大西亜玖璃さんの初学園祭が大阪市立大学(現:大阪公立大学)で行われました。トークショーの割と早い段階で上海の話題があがり司会の学生が「参加した人〜」と手を上げさせたので僕も手を上げました。ただこの日はどういうわけか上海を一緒に過ごしたメンバー(前田佳織里推し)も来ていたので「前田佳織里ファンは仲良いんだね」くらいに思われたような気がします。知らんけど。
この頃は虹ヶ咲1stライブにも来ないんじゃないかと周りに思われていたくらい仕事が忙しく1週間で3ヶ国を巡るのが日常茶飯事なくらい世界中を飛び回っていたのですが、無事1stライブには参加することができました。1日目は楠木ともりちゃんの誕生日プレゼントと大西亜玖璃さんのクリスマスプレゼントを持ってきていました。大西亜玖璃さんへのプレゼントに添えていた手紙には“今年は(ここでは省略しますが諸々のイベントで)たくさん歩夢ちゃんと会うことができて良かったです。あぐぽんがきっかけで好きになった歩夢ちゃんですが、スクスタがリリースされてどんどん魅力が増して大好きになりました。ヘッドライナーやソロシングルと惜しい結果が続きますが、一歩一歩前に進めるよう応援します!(後略)P.S.クリスマスには少し早いですがプレゼントを用意しました。楠木ともりちゃんにも同じブランドの赤いマフラーをプレゼントしているので、気兼ねなくお使いいただければと思います”と書いていました。
虹ヶ咲1stライブはアンコールで歌うメンバーを会場のファンがペンライトの色で決める通称アンコール投票があり、1日目は優木せつ菜役楠木ともりちゃん、2日目は中須かすみ役相良茉優さんがそれぞれソロ曲を披露しました。そして2日目のMCで大西さんは「歩夢ちゃんは虹ヶ咲の中で代表として立たせてもらう機会が多いのに、私のせいでこんな良い子を…」とアンコール投票で選ばれなかったことに対しお気持ち表明していました。このMC、僕が書いた手紙と構成がそっくりですよね…(オタク特有の拡大解釈)“あぐぽんがきっかけで”と“私のせいで”が対になっているところがポイントです。
余談ですがこのMCの効果もあってかライブ後のマンスリーランキング(最終)では歩夢ちゃんが1位となり幕を閉じました。
そんな1stライブでアニメ化も発表され、昔から虹ヶ咲を応援していた周りの人たちは「1stで虹ヶ咲は終わった」と言っていました。でも僕はそんなことは思いませんでした。虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会が終わったのはもっと前、KMFだろうと。KMFまでは純粋に虹ヶ咲のスタンス(互いがライバルとして高め合い1番を目指すコンテンツ)が好きな人が虹ヶ咲に来ていたと思うんです。KMFから1stライブまでの虹ヶ咲で一番大きな変化はスクスタのリリースです。スクスタによって虹ヶ咲はラブライバーたちに見つかってしまい、そして彼らはマンスリーランキングやソロシングル投票を否定しました。虹ヶ咲のコンテンツ性を否定する人たちが大多数のライブが虹ヶ咲のライブだと言えるのでしょうか?僕はスクスタリリースによって虹ヶ咲は終わったと思っているので、虹ヶ咲の最後のイベントはKMFだと思っています。
2020年頃の話
そんな斜に構えた話はさておき、Prima Portaとかいう謎の声優ユニットの運営がマジで酷いんです。当日の昼前(10時頃)に唐突にイベント開催を発表したり、先着って書いていたのに開催当日に抽選に変更したり、お渡し会で渡す物が足りていなかったり、ファンをバカにしてるとしか思えないんですがバカなので通っていました。お渡し会では京都出身の相良茉優さんに京都トークをすると反応が面白かったので大体相良さんに話しかけていました。そんな態度で臨んでいたPrima Portaで「僕って誰推しに見えますか?」と興味本位で聞いてみました。すると「前田佳織里」と即答する大西さん。そういうことを聞いてるんじゃないんだよなぁと困惑する僕。それを見て爆笑する高柳さん。「私じゃないの?」と隙あらば攻めてくる相良。意味を理解して「あぐりだよね?」と追撃する大西さん。
…他に面白かったパターンだとPrima Porta5人全員に同じ紅茶をプレゼントしたことがあるのですが、大西さんは「みんなにあげてたよね」と僕が全員にプレゼントしていたことに気づいていました。一方で(僕が紅茶をプレゼントするきっかけになった)高柳さんは貰っていたことすら知らなかったようで、同じグループでも事務所方針(?)の違いを感じました。そしてこの紅茶はSPR5時代にも大西さんにプレゼントしたことがあるものだったのですが、それも覚えていた(?)みたいで「あれ秀ちゃんと一緒に飲んだんです」と楽しそうに語っていてルミカリの世界(架空の事務所に所属する架空の女性声優の日常)を感じられて僕も嬉しかったです。Prima Portaさん、運営は酷かったし、曲も大して良くなかったけど、楽しかった思い出はあるなぁ…
そんなPrima Portaの1stシングルリリースイベントがあった頃、スクスタグローバル版のリリース記念イベントがアニメイト台北と龍山で開催されることが発表されました。台北の出演者は大西亜玖璃さん、田中ちえ美さん、龍山の出演者は村上奈津実さん、指出毬亜さんでした。参加券の配布は開催の1週間前、対象商品を購入し1会計につき1枚でした。
武漢肺炎(現:コロナウィルス感染症)が流行している頃だったので海外へ行けるか微妙な状況ではありましたが、特に問題なく配布の前日に台湾入りしました。アニメイト台北の営業時間中に到着し、店内を見て回りました。入ってすぐ鬼滅の刃の立て看板がでかでかと置いてあったり、奥の方には中古(?)のトレーディングカードがあったり、Blu-rayコーナーではラブライブの映像が流れていて「不要打Call No Call」と貼ってあったり、日本の雑誌が日本とほぼ同額で置いてあったり、こっちのオタク事情がうかがえました。まあ僕はここに来たのは2回目なんですが。
店の外に出るとさっきより人が増えている気がしました。階段近くに座っている人に声をかけてみると、明日の券配布のために待機しているとのことでした。上海の時も参加券が売り切れたとはいえ配布当日の昼頃に到着しても全然問題なく買えたので、台湾のファンはこんなに熱量があるのかと本当にびっくりしました。所謂自治厨が自作の整理券を配っていたので、それを受け取ってアニメイト近くのホテルで待機していました。ちなみにこの整理券は数時間おきに点呼して、反応がなかった番号は無効にするというルールだったので、ホテルの意味はほぼありませんでした。この券配布の列は始発電車が動き始める頃には100人近くになっており、始発組がギリギリ参加券を貰えたか微妙なくらいでした。2部開催のうち1枚しか参加券を入手できませんでしたが、一応参加できるということで安心してサイゼリヤに行って日本で見たことのないメニューを楽しみました。
…結局、コロナウイルス感染症の拡大によりイベントは延期になり、最終的に中止となってしまったのですが、参加券を持っている人に宛名入りサインをプレゼントしてくれるということになりました。台北の店頭で引き換えだったのですがイベントが中止になるような状況で台湾に行けるはずもなく、アニメイト本社に問い合わせたところ、着払いで郵送してくれることになりました。サインする演者は日本にいるのだからそれはそう。
そして実際には発払いで郵送してくれました。日付をみると虹ヶ咲2ndライブの直前と直後でした。
並べて見てわかると思うのですが一般的に女性声優の宛名入りサインの宛名部分にはハートを付けるのが恒例となっています。田中さんはきちんとハートを付けていましたが、大西さんは…そういう意味でとてもレアなサインだなと思っています。
ところで、上海以降の前田佳織里さんについてですが、僕が野球に興味がなかったこともあり、球詠のイベントも最初の1,2回で行かなくなってしまったし、温泉むすめもよく知らなかったので行かなかったし、声優eスポーツ部なんかも女性声優とゲームの組み合わせで面白いと感じたことがなかったので行きませんでした。福岡で知り合ったメンバーと約束していたこともあり、1月頭の舞台アサルトリリィは全通しましたが、僕の中でこれが一区切りのつもりでした。そんな中発表されたシドニーでのイベントでしたが、何故か僕は行く気満々でした。クアッカワラビーも見てみたかったし、内田秀さんの故郷にも興味があったし、前田佳織里さんのことを嫌いになったわけではないので、シドニーに行く理由付けしてくれた前田佳織里さんにはとても感謝していました。…が、前田佳織里さんに関わるのが嫌になる出来事が起こってしまいました。
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