金鯱賞予想 開催日程から探る - キーホースの1頭(+1)は?
今回の2021年金鯱賞は2年ぶりの2回中京2日目開催。
2回中京2日目
2018年 スワーヴリチャード
2019年 ダノンプレミアム
サートゥルナーリアが制した昨年は初の6日目開催。
昨年からの京都競馬場の改修工事に伴う代替開催の影響で
中京開催は本年計6回を数える事となり、今回の金鯱賞と
開催日数をともにする2日目開催は下記になる。
( )カッコは同日別開催
① 淀短距離S 1-1 トゥラベスーラ→ナランフレグ
(ニューイヤーステークス)
② 金鯱賞
③ 鞍馬S
(新潟大賞典)(NHKマイルC)
④ (安田記念)
⓹ セントウルS
(京成杯AH)
⑥ チャンピオンズカップ
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全10競馬場の中でG1施行場は
東京・京都・中山・阪神に加えダートG1場として
中京競馬場が存在し、そのチャンピオンズカップが
2日目開催の象徴ともいえる。
2020年 中京2日目
① 豊明S
(中山記念)
(阪急杯)
② セントウルS
(京成杯AH)
③ チャンピオンズカップ
金鯱賞が6日目にずれた昨年においても別の大阪杯トライアルの
中山記念を2日目開催に据え、ここにチャンピオンズカップと
大阪杯との関連性も伺いしれる。
2020年はG1ではスプリント、マイルG1カテゴリーのみ賞金増額となり
トライアルG2では大阪杯の2レース(金鯱賞・中山記念)のみが
天皇賞トライアルG2に賞金面で肩を並べた年度となる。
昨年2020年の中京6日目
① 金鯱賞 サートゥルナーリア
② 長篠S カレンモエ
③ 三河S
(朝日杯FS) グレナディアガーズ
(2021年) 中京6日目 日経新春杯 ショウリュウイクゾ
昨年ずれた金鯱賞は例年の2日目チャンピオンズカップから
6日目朝日杯FSへと同日開催G1が変更されたともいえ
昨年の金鯱賞前回の6日目開催重賞は同じく
2019年 6日目 (2019年最終)
浜松S ナランフレグ
(朝日杯FS) サリオス
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年を跨いで2日目~6日目~2日目と変遷した金鯱賞において
6日目(朝日杯FS)が繋いでいるのが垣間見える。
金鯱賞覇者はその朝日杯FSダノンプレミアムに朝日杯FS同額G1
ホープフルS馬のサートゥルナーリアで連年繋ぎ、もう1頭ポイントとなるのは・・・
6日目 浜松S1着から本年最初の2日目の淀短距離S(1枠ゾロ目)2着で
繋いだナランフレグである。
さらには次週開催重賞で本年、初の阪神12日目開催となる阪神大賞典。
「ダービーからダービーへ」の観点からも前年次週重賞はポイントのひとつとなり・・・
2020年 阪神大賞典
1番人気 8枠9番 キセキ
2番人気 8枠10番 ユーキャンスマイル→1着
淀短距離Sの1枠ゾロ目に対し、8枠1/2番人気でともに
大外1番(1番・10番)を1着に据えた阪神大賞典の2レースが示すものとして
今回、昨年の阪神大賞典で1番人気敗退となり1着同枠となったキセキ出走が
さらなるポイントといえる。
淀短距離Sと阪神大賞典から読み取れる馬が今回の馬券の1頭となるのは
間違いない。