馬券勝利を掴む - マイノリティーを探せ
特に重賞レースの馬券を選定する上で
さまざまな観点からのグループ分けは
十人十色
仮に出走馬を指定戦出走有無でグループ分けをした場合、
グレード、馬齢が上がるにつれ
指定戦出走歴無馬の出走は稀少になる。
何かのグループ分けで「唯一」の戦歴所持馬から
馬券対象馬を特定する手法も有効であるが、
顕著な例が2019年の日本ダービー
2019 東京優駿 - 日本ダービー
1着
1枠1番 ロジャーバローズ
1枠2番 ヴィント
12日目開催以降、はじめて11R化した
日本ダービーの初代勝者となったロジャーバローズ
そのロジャーバローズの同枠に配されたヴィントこそが
出走18頭中唯一の「指定戦歴」走破歴無という唯一性をもって
1着枠に配された。
また、昨年=2021年、前年牝クラシック三冠馬デアリングタクト
出走の金鯱賞で勝利した「単勝万馬券」馬=ギベオンもまた
出走馬中、唯一の「ある戦歴」をもっていた。
秋のG1を迎えるにあたり、今週末に迫ったスプリンターズSでは
何かしらの「唯一」をもった馬が存在しないか?
昨年の出馬表に1頭存在し、また今年も1頭、その同戦歴馬が
出走を控えているが、昨年のその1頭枠は馬券とならずであった。
ただ、その1頭から導かだされる、「何か」をもった馬が馬券となり
その点からは、1着ピクシーナイトを特定するものをもっていたと
推察できる。
その、昨年の「1頭」は今年も出走を予定している中
その該当戦歴を上書きをし、その特定戦歴は今年、また別の馬へと
受け継がれている。
昨年はスプリント番組設計の変化をもった戦歴馬であり
納得の1頭であったが、今年出走を予定している唯一性をもった馬の
戦歴はまた別の角度のものを所持している中、昨年の馬券対象枠からの
継承、はたまた、「凱旋門賞日」施行という事を裏付けるものとなり
馬券的には、非常に楽しみな決着が予想される。