【厩舎topic 9/26・27】厩舎の先輩馬イメージでダート路線牝馬がOPクラス入り(西園厩舎)。
【一口馬主向け】調教師(厩舎)分析に訪問してくださり誠にありがとうございます。おかげさまで多くのみなさまに読んでいただいております。有料記事も続々購入いただき読んでいただいています。ありがとうございます。(無料記事を読んでいただくだけでも記事作成した甲斐を感じるので嬉しいです。ありがとうございます。)
「厩舎topic」と題して、週末のJRA開催を厩舎にフォーカスして振り返りをしていきたいと思います。よろしくお願いします。
今回は、
厩舎の先輩馬イメージでダート路線牝馬がOPクラス入り(西園厩舎)。
です。
今回取り上げる「ダート路線の牝馬」と言いますとみなさんのイメージはどのような感じでしょうか?出資検討するしないでいうとどちらでしょう?
参考までに筆者の持っている「ダート路線の牝馬」イメージが以下です。
・下級条件(未勝利戦、1勝クラス)までは番組(牝馬限定戦)も相応にあり稼ぐことができそう。
・一方で、2勝クラス以上になると牡馬混合戦が多くなりハンデ戦で渡り合っていくイメージ。(特にダート中距離戦)
・ただ、上級条件を乗り越えると牝馬限定の地方重賞への出走権を得て戦いやすくなりそう。
と、こんな感じの印象を持っています。
低価格帯募集馬で下級条件中心に戦っていくのはもちろんアリ。その上の中間層を勝ち抜くのがかなり難易度高いイメージなので、そこをどうクリアできるか?できそうか?なので募集価格には慎重になりたい…と。こういうところです。
で、「上級条件を乗り越えると牝馬限定の地方重賞へ…」という一番の理想像に該当するのが最近だとアンデスクイーンだと思っています。
アンデスクイーンは立志S(1600万下・ダ1800・牡馬混合定量戦)を勝ち抜き、その後に地方重賞を3勝(うち2勝が牝馬地方重賞勝ち)という成績を残しましたよね。(改めて、アンデスクイーンはクラブ馬ですし、出資者・関係者のみなさまおめでとうございました。)
このアンデスクイーンが西園厩舎。
そして今週注目したレースがこちらです。
9/27(日)中山10R 内房ステークス(3勝クラス・ダ1800・牡馬混合定量戦)優勝馬ローザノワール(西園厩舎)
(優勝馬の関係者のみなさま、今回の優勝、おめでとうございます!)
西園厩舎のローザノワールが「3勝クラス・ダ1800・牡馬混合定量戦」を勝ち抜きました。これで見事にオープンクラス入りですし、地方重賞路線への出走権も得やすくなるかと思います。今後、西園厩舎がローザノワールをどのようにプロデュースしていくのかが楽しみです。アンデスクイーン路線で行くのか?それともまったく別路線へ行くのか?
参考までにアンデスクイーンとローザノワールの馬体重を比較すると以下のようになります。
・アンデスクイーン
立志S優勝時…4歳時の12月。
4歳時は馬体重480㌔からスタートし徐々に体重を増やし立志S優勝時は494㌔。
その後、引退レース(エンプレス杯優勝)のときは505㌔。
・ローザノワール
内房S優勝時…4歳時の9月。
4歳時は馬体重472㌔からスタートし今回の内房S優勝時が468㌔。
こうやって改めて見てみると、アンデスクイーンがレースに使いながら体重をどんどん増加させていって突き抜けていった様子が見て取れます。西園厩舎がこういう馬づくりの過程を手の内に入れているのはローザノワールにとっては有利な部分だと思います。
ローザノワールは(当たり前ですが)アンデスクイーンとは成長過程が異なります。一方で、4歳時の9月に3勝C勝ち抜けと、アンデスクイーンよりも早い時期に勝ち抜けた点が有利な部分だと思います。
繰り返しになりますが、アンデスクイーンで経験・ノウハウを持っている西園厩舎がローザノワールをどう仕立てていくのかをしっかりウオッチしていきたいと思っています。
「ダート路線の牝馬」への出資検討をするのであれば、西園厩舎や今回の事例のように先輩馬での実績がある厩舎から見ていくと成功確率が高まるのではないかと思います。今後、みなさまが「ダート路線の牝馬」への出資検討するときのヒントになれば幸いです。
良い調教師(厩舎)とのご縁、みなさまの愛馬の成績向上、次世代産駒での良縁があることを願っています!
もし記事が少しでも参考になったならTiwtterで紹介していただけるととても嬉しいです。一口馬主を嗜むみなさまにこの記事が届いて、少しでも幸せな一口馬主ライフに近づいてもらえたら嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました!
また他の記事も同様のクオリティで提供しております。他の記事で興味があるものがございましたら読んでくださると幸いです。
※今回取り上げた内容に関連する分析レポートもご一緒にどうぞ!