【厩舎topic 10/3・4】馬房数変動を伴うなかでの光る安定性(鹿戸雄厩舎)
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「厩舎topic」と題して、週末のJRA開催を厩舎にフォーカスして振り返りをしていきたいと思います。よろしくお願いします。
まずは注目したレースです。
10/3(土)中山9R 芙蓉ステークス(OP)優勝馬ランドオブリバティ(鹿戸雄厩舎)
10/4(日)中山10R 茨城新聞杯(2勝クラス)優勝馬ウインカーネリアン(鹿戸雄厩舎)
(優勝馬の関係者のみなさま、今回の優勝、おめでとうございます!)
鹿戸雄厩舎が特別戦で2勝しました。しかも、芙蓉ステークスのランドオブリバティは社台オーナーズ、茨城新聞杯のウインカーネリアンは冠名のとおりでウインRCで、一口馬主に近しい馬での優勝劇となりました。
さて。
鹿戸雄一厩舎(以下、鹿戸雄厩舎)です。
みなさんは鹿戸雄厩舎のイメージとか印象はどのようなものでしょうか??
筆者は以下の分析レポートの冒頭部分(無料公開範囲で見れる範囲)でも書いていますが、
「馬房増のなか連続で良好指数出力は厩舎力の証」
「仕入れを絞って高い残存率は出資馬一頭入魂もできる」
とひとこと&厩舎ダイジェストで表現させてもらいました。
つまり、一口馬主視点で好意的に見ているということです。
そこで今回は、好意的に見ている根拠のひとつ「馬房数」にフォーカスして論を展開していこうと思います。
まず、鹿戸雄厩舎の直近の馬房数の変遷が以下です。
2017年 22馬房
2018年 24馬房
2019年 26馬房
2020年 24馬房
※いずれも3月からの馬房数を示しています。
このように馬房数の増減が毎年のようにあるのが最近の鹿戸雄厩舎です。
この馬房数の変遷に成績(勝利数、収得賞金)も加えたものが以下です。
2017年 22馬房(26勝、3.8億円)
2018年 24馬房(26勝、5.0億円)
2019年 26馬房(25勝、4.6億円)
2020年 24馬房(20勝、3.9億円)※2020年は10/4までの成績です。
この馬房数・成績の変遷をどう見るかは個々で判断がわかれるかもしれませんが、筆者は比較的安定していると好意的に見ています。
筆者が好意的に見ている根拠は、馬房数の増減を伴うなかで安定した成績を残しているからです。
馬房数増減時の厩舎オペレーションについてを特集したマスメディア記事を筆者は読んだことがないので、ここからは筆者の推測で進めます。
この馬房数増減時の厩舎オペレーションというのは相応に大変さがあるのではないか、というのが筆者の見立てです。
少し想像するだけでも以下のようなことが思い浮かびます。
・厩舎スタッフ数の増減(一般的に言うと採用と退職)
・スタッフ増減があれば役割分担の再構築が必要
・新入りスタッフには厩舎ルールの研修が必要
・馬房数が増えれば敷地が広がるメリットもあれば、清掃や安全管理などの責務も増える
・人員数や敷地が増えれば応じたコミュニケーション形態が必要ですし、減ったら減ったでそれに応じたコミュニケーション形態が必要でしょう
身近なところで例えると、独り暮らしから同居人を伴う居住スタイルになるとそれに応じた暮らし方が必要でチューニングしていきますよね。ほかにも、引っ越しをしたりして居住空間が変わればそれに応じた暮らし方にアジャストしていきますよね。という感じで筆者は想像しています。
正直、どこまで厩舎側で大変さがあるのかわかりませんし、こういうのを「大変」と捉えるか、「楽しい」と捉えるかも当事者個々で違いがあると思います。なので、どこまで大変なのかはわかりません。
とは言えですよ、鹿戸雄厩舎の直近の馬房数の出入りは「出入りがありすぎ」な感じを受けます。なので、馬房数出入りがあるなかで安定した数字を残しているのは厩舎力があってこそなんじゃないか、と推測しているわけです。
今回は筆者の推測ばかりの内容になってしまいましたが、鹿戸雄厩舎の成績(数字)は事実として残っているものなので、今後も鹿戸雄厩舎預託予定の募集馬には注目していってよいのではないかと思います。
最後に。
できればトレセンに出入りできる記者さんやライターさんには今回のような内容にフォーカスした取材なり記事をアップしてほしいです。よろしくお願いします♪
良い調教師(厩舎)とのご縁、みなさまの愛馬の成績向上、次世代産駒での良縁があることを願っています!
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