【厩舎topic 12/5・6②】改革期?~ダート厩舎へ変化?!(勢司厩舎)

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「厩舎topic」と題して、週末のJRA開催を厩舎にフォーカスして振り返りをしていきたいと思います。よろしくお願いします。

今回は勢司和浩厩舎を取り上げたいと思います。
では、いつも通りで注目したレースから見ていきます。

12/6(日)
中山 舞浜特別(2勝クラス、ダ千八)優勝馬デルマオニキス(勢司厩舎)

(優勝馬の関係者のみなさま、今回の優勝おめでとうございます!)


以下にリンクを貼っています勢司厩舎分析レポートのなかで筆者は以下のように書いています。

当面は厩舎改革期になりそうで出資検討は慎重にしたい。重賞馬をだせる厩舎力はあるので変化の兆しを感じ取りたい。

上記一文は筆者の推測で考えた文言ですが、それらしきことを師が語っているインタビュー記事がありそこを根拠に推測を文章にしたものです。

そして迎えた今年2020年、勢司厩舎の成績に傾向変化が見られるので今回は取り上げてみようと思った次第です。

最初に結論的なことを書きますと、ダート厩舎へ変化しつつあるように見えるのが現在の勢司厩舎です。

具体的な数字も交えて見ていきたいと思います。
まずは勢司厩舎の2016年~2020年の芝ダートの出走数の分布です。

2016年 芝119:ダ 76
2017年 芝101:ダ101
2018年 芝109:ダ103
2019年 芝 85:ダ 84
2020年 芝 69:ダ101

※2020年は12/6まで。

見てわかるとおりなのですが、
・~2019年…芝>ダ、もしくは芝ダがイーブン
・2020年…芝<ダ

というように出走数で明らかな違いがでてきています。


続いて、2016年~2020年の芝ダートの勝ち星の分布です。

2016年 芝4勝:ダ4勝
2017年 芝4勝:ダ7勝
2018年 芝3勝:ダ2勝
2019年 芝8勝:ダ3勝
2020年 芝0勝:ダ7勝

※2020年は12/6まで。

目立つのは、2020年の「芝0勝:ダ7勝」でしょうか。2019年と2020年の勝ち星分布のコントラストとともに注目、注意したい部分だと思います。

正直、ここまでの大きな変化の因果関係は筆者にはわかりません。わかりませんが、数字という事実を基にすれば変化していることは事実なのだと思います。

ちなみに師が語っているインタビュー記事で
「今後は技術の追求と同時に、出走回数など経済的な部分にもこだわっていきたい」
と師が仰っている箇所がありました。

2020年の成績傾向変化の遠因はこういう部分にある可能性は考えておきたいところです。

勢司厩舎が変化しつつあることは確かだと思いますし、引き続き出資検討だけでなく馬券的な視点でも使えそうな傾向変化だと思います。特にダート番組が増加するこれからの季節には忘れないようにしたいと思います。


良い調教師(厩舎)とのご縁、みなさまの愛馬の成績向上、次世代産駒での良縁があることを願っています!

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