一口馬主の成績をアップさせる方法(出走数。これが2019年に出走数多かった厩舎!)
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今回も一口馬主の成績をアップさせるための、「厩舎アーニング・インデックス」の具体的な活用方法記事になります。よろしくお願いします。厩舎アーニング・インデックスは様々な活用方法があると思いますが、今回も筆者なりの活用方法をお伝えしたいと思います。
今回は「出走数。これが2019年に出走数多かった厩舎!」編です。
先日、↓以下の記事を書いております。
前回は
「量(出走数)を上げたいのか?質(勝率)を上げたいのか?」
どっちをとるのかの戦略論的な話題でした。
今回はちょっと視点を変えてみての出走数をテーマにした記事になります。上記記事の延長線上で「量(出走数)を上げる厩舎」についてです。
みなさんの一口馬主キャリアはそれぞれで異なると思いますが、例えばキャリア浅くてデビュー済世代が少ない時期だったり、キャリアがあっても現役頭数が減少していたりなどの事情があるときに、出走数を増やしたいと希望するケースがあると思います。
出走数を増やすためのプラス要因をざっくり挙げると
(A)出資頭数増加
(B)数多く使ってくれる厩舎
というあたりがでてくると思います。
逆にマイナス要因になるものが以下あたりでしょうか。
(C)出資馬の故障
(D)所属クラブの入厩制限
出資馬の出走数を増やすためには、AとBをそれぞれ増加させ、Cを減少させていくことが求められます。(Dについては入会済クラブだと自身ではコントロールが難しい。)
複数の要素がありますが、当noteは「厩舎分析」を売りにしていますので「(B)数多く使う厩舎」についてを深掘りしていきたいと思います。
ここで読者のみなさまに質問です。
出走数多い厩舎と少ない厩舎で具体的にどれくらいの違いがあると思います?
平均を1.00として、多い厩舎だといくつ、少ない厩舎だといくつみたいな感じです。試しに当てずっぽうでよいので思い浮かべてみてください。
では回答です。
最大値:1.46
平均値:1.00
最小値:0.70
筆者が算出している出走EIという指数の2019年の結果が上記です。
ここまで見ていくと、じゃあどの厩舎なの?って感じになると思いますので最大値と最小値の厩舎もお伝えします。
2019年の最大値厩舎と最小値厩舎。
最大値:1.46(矢作厩舎)
最小値:0.70(同数値で勢司厩舎・松田国厩舎)
何回か申し上げていますが、出走数は多ければよいわけではないですし、少なければ悪いわけではないと思います。あくまで厩舎の出走戦略の傾向・特徴ということだと思います。
とはいえ、最大値と最小値の厩舎ではほぼ倍くらいの差があることは認識しておきたいところだと思います。
最初に書いたように、何らかの事情で出走数を増やしたい時期に出走EIの低い厩舎の募集馬に出資してしまうといくら出資頭数を増やしても思惑通りには出走数は増えないので注意したいです。
参考までにお試し版(無料公開)調教師(厩舎)分析のなかで2019年出走EIが高かった厩舎を紹介します。
寺島厩舎:1.28
清水久厩舎:1.27
伊藤圭厩舎:1.26
ほかにも出走EIの高い厩舎は存在しますので調教師(厩舎)分析レポートをうまく活用して、ご自身のニーズに合う厩舎を見つけてハッピーな一口馬主ライフをつくってほしいと思います。
そういえば今週末のラジオNIKKEI賞(2020年7月)に出走するパンサラッサ(広尾TC、矢作厩舎)は今回で9走目です。前年9月にデビューしてから丸一年未満で9走目は矢作厩舎だからこそという見方もできそうですね。
※今回の記事中で紹介した指数は2019年のものです。厩舎特徴は変化することがありますのでご注意ください。
最後に、事例で紹介した厩舎ですでにレポートをアップしている厩舎のリンクが以下になります。こちらも併せて参考にしてみてください。