【厩舎topic 7/25・26】意外?!小柄な牝馬を上手に育てる厩舎。

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「厩舎topic」と題して、週末のJRA開催を厩舎にフォーカスして振り返りをしていきたいと思います。今週もよろしくお願いします。

今回は、
意外?!小柄な牝馬を上手に育てる厩舎。
です。

多くのクラブで1歳馬募集のある今の時期、測尺情報も交えて出資検討を進めることと思います。今年も良い馬とのご縁があることを願っています。

さて。
測尺情報が発表されてからの悩みどころと言えば小柄な馬かと思います。筆者自身も過去に出資馬が小柄でうまくいかなかった経験がありまして小柄な馬には慎重になるところがあります。

そんな小柄な馬、特に牝馬で実績のある厩舎についてです。

注目したレースが以下です。
7/26(日)新潟 糸魚川特別(2勝C)優勝馬レイパパレ(3牝、430㌔)高野厩舎

まず、優勝馬レイパパレはクラブ馬ということで出資者・関係者のみなさま、今回の優勝、おめでとうございます!
糸魚川特別は2勝クラス牡馬混合の定量戦です。この一戦を制したのが430㌔の3歳牝馬レイパパレ。2勝クラス牡馬混合の定量戦で勝ったわけですし、しかも1人気でマークされる立場で2馬身差はここでは力が違った結果だと思います。この後の重賞戦線でも楽しみな存在だと思います。

このレイパパレは高野厩舎です。
高野厩舎は今回のテーマ「小柄な牝馬」で実績をだしている厩舎だと筆者は考えています。

高野厩舎は本記事作成時点までで合計11勝のJRA重賞勝ちがありますが、なかでも「小柄な牝馬」での実績を抽出すると以下があります。

・ショウナンパンドラ 440~442㌔で重賞勝ち(ジャパンC、秋華賞、オールカマー)
・リバティハイツ 442㌔で重賞勝ち(フィリーズレビュー)

高野厩舎というとハードな調教を課すマツクニ厩舎の系統ですし、一見すると「小柄な牝馬」は合わなそうなイメージを持つかもしれませんが、実際には上記のように実績があるところが興味深いところだと思います。

今回取り上げたレイパパレは新馬戦が416㌔。今回が3戦目で体重を増やして430㌔、ここまで無敗で勝ち上がっています。「小柄な牝馬」の扱いが上手な高野厩舎で今後どのように大成していくか引き続き注目していきたい存在です。

最初に申し上げたとおり、多くのクラブで1歳馬募集のある今の時期です。「小柄な牝馬」は人気にはなりにくいと思いますが、今回の高野厩舎のように小柄な牝馬で重賞優勝を目指すこともできます。締切ギリギリまで悩んで良い馬とのご縁を引き寄せたいですね。

※補足です。リバティハイツは新馬戦が452㌔だったので「小柄」に入れるかは迷う部分ではありますが、重賞優勝時が442㌔なので小柄に入れてもよいという解釈をしています。

各クラブから続々と募集馬リストが公開され多くの一口馬主にとって重要な時期に入ってきていると思います。良い調教師(厩舎)とのご縁、みなさまの愛馬の成績向上、次世代産駒での良縁があることを願っています!

※今回取り上げた高野厩舎の分析レポートはこちらです。


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