杉山晴紀厩舎分析(2021年6月記事より紹介)
【一口馬主向け】調教師(厩舎)分析のご愛顧、誠にありがとうございます。おかげさまで多くのみなさまに読んでいただいております。有料記事も続々購入いただき読んでいただいています。ありがとうございます。(無料記事を読んでいただくだけでも記事作成した甲斐を感じるので嬉しいです。ありがとうございます。)
今回は過去記事(有料版)から一部引用して、中身を少し紹介する主旨の記事になります。
昨年、2021年6月17日作成の杉山晴厩舎分析記事の有料エリア内から一部引用を用いて紹介します。
部分的な引用の羅列なので全体文脈がわかりにくいかもしれませんが、要点ダイジェスト版ということでご理解くだされば幸いです。(有料版をご購読してくださっている読者様もいらっしゃいますので考慮したうえで引用しています。全体文脈や根拠となる数字などにご興味ありましたら有料版のご購読をお願いします。)
当note「厩舎アーニング・インデックス」ですが、当初は出資時における各厩舎の適性判断のための数値化のつもりでしたが、続けていくうちに「厩舎のビジネスモデルを把握するようなもの」になっていることがわかりました。新馬の仕入れ頭数が何頭で、仕入れた馬をどれくらいの頻度で出走させ、どれくらい稼ぐのか。稼ぐにしても得意なフィールド(芝・ダ、短距離・長距離、牡・メスなど)はどこなのか。また、仕入れる馬の値段がどれくらいで、どれくらいのリターン(稼ぎ)を得ているのか、というようなあたりです。これはまさに厩舎の経営戦略の特徴を示すものだと思います。
一口馬主は、各ステークホルダー(厩舎、生産牧場、育成牧場など)と一緒に出資馬を大成させていく壮大なプロジェクトだと私はイメージしています。プロジェクトを成功に導くためには一緒に組む相手(人)を理解することがとても大切だと思います。一緒に組む厩舎の戦略を把握し、より最適な相手と一緒に組むことは一口馬主にとってとても重要なことでしょう。
また、一口馬主は募集時点でわかっている情報は限定されています。その数少ない募集時点での情報のひとつが「調教師(厩舎)」というファクターです。調教師(厩舎)を突き詰めて特徴を理解することは一口馬主を継続するうえで有利なことになると思っています。
「厩舎アーニング・インデックス」を見たからといってすぐに出資馬の成績が上がるわけではないとは思いますが、参考にすることで私自身は成績が安定してきたのも事実です。
「厩舎アーニング・インデックス」は厩舎の優劣や良し悪しを見るものではないと思っています。厩舎戦略の特徴を把握するためのツールです。競馬はご存知のように、1頭の勝ち馬と多数の負け馬がはっきりわかる優勝劣敗の厳しい世界です。この厳しい世界で毎週、勝ち負けを繰り広げ、レースという興行に寄与している厩舎関係者を私は感謝するとともにリスペクトもしています。
今回はここまでです。最後まで読んでくださりありがとうございました!
良い調教師(厩舎)とのご縁、みなさまの愛馬の成績向上、次世代産駒での良縁があることを願っています!
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