【厩舎topic 10/17・18】ダート厩舎へ変貌中?!(宮本厩舎)
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「厩舎topic」と題して、週末のJRA開催を厩舎にフォーカスして振り返りをしていきたいと思います。よろしくお願いします。
今回は、日曜日の新潟最終レースを優勝した宮本厩舎を取り上げようと思います。この宮本厩舎、タイトルにしたように現在変貌している最中?のように見えるので今回取り上げようと思った次第です。ぜひ、ご一緒に宮本厩舎の変化を感じながら読んでいただければと思っています。よろしくお願いします。
早速、注目したレースからです。
10/18(日)
新潟12R 妙高特別(2勝クラス・ダ千二)優勝馬ガンケン(宮本厩舎)
(優勝馬の関係者のみなさま、今回の優勝、おめでとうございます!)
第3場開催のレースですしメインレースというわけでもないですし、あまり目立つところではないと思いますが、筆者的には「ん?」と違和感を感じることになったレースです。
違和感を感じたのは「宮本厩舎のダ千二特別戦」という部分です。違和感というと語弊があるかもしれませんので、よりマイルドな表現にすると「珍しい」と感じたということです。
珍しいのはもっともでして宮本厩舎のダ千二特別戦優勝は、なんと2010年以来、約10年振りなのです。(2010年ジャニュアリーS(中山ダ千二)優勝ニシノコンサフォス以来です。)
※賞金の高い特別戦に限った話です。平場ダ千二では2020年単年で3勝の実績があることも補足致します。
宮本厩舎と言えば厩舎代表馬クリンチャーが2020年に入ってからダート戦線へ路線変更をしたことが印象に残っていますが、クリンチャーだけでなく厩舎全体としてもダート寄りに変化しつつあるんです。
以下は宮本厩舎の2016年~2020年の芝ダートの出走数の分布です。
2016年 芝163:ダ 82
2017年 芝189:ダ 87
2018年 芝161:ダ 97
2019年 芝116:ダ106
2020年 芝 83:ダ 98
※2020年は10/18まで。
上記を見てわかるように、
・2016年~2018年…芝優勢
・2019年…芝ダートがフィフティフィフティ
・2020年…ダートが逆転
という経緯になっています。
続いて、2016年~2020年の芝ダートの勝ち星の分布です。
上記は出走数の変化を線で見ていったわけですが、「勝ち星」だとどうなのかという部分を見てみたいと思います。
2016年 芝15勝:ダ2勝
2017年 芝11勝:ダ1勝
2018年 芝17勝:ダ7勝
2019年 芝 2勝:ダ7勝
2020年 芝 0勝:ダ9勝
※2020年は10/18まで。
勝ち星は2019年からすでにダート優勢の様相を示していることがわかります。そして、2020年(10/18時点)では完全にダート厩舎に変貌しているように感じ取ることができると思います。
さきほど例に出したクリンチャーがディープスカイ産駒であるように、宮本厩舎に預託される馬は血統も多様性があると思います。多様性があるがゆえにその時代時代によって「ダート優勢」「芝優勢」という傾向が発生するのかもしれません。
また、数字からも明らかなのは、最新の現時点での宮本厩舎は「ダート厩舎」の様相を示しているということだと思います。宮本厩舎預託予定の募集馬へ出資検討の際にはこういった部分にも配慮して検討していきたいところだと思います。
そして、宮本厩舎は今回見てきたように「変化することができる厩舎」だという点も認識しておきたい部分です。
出資検討だけでなく馬券的な視点でも使えそうな傾向変化ですし、特にダート番組が増加する冬場には忘れないようにしたいですね♪
良い調教師(厩舎)とのご縁、みなさまの愛馬の成績向上、次世代産駒での良縁があることを願っています!
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