ジャパンC2021【サイン攻略3】出馬表&コマーシャル解読
ジャパンカップを制覇した日本馬
【ジャパンカップ】(18頭)
1番 ムイトオブリガー【ド】
2番 コントレイ【ル】
3番【ブ】ルーム
4番 シャフリヤー【ル】
↓
静音・濁音は同一視
↓
【ルドルフ】
三冠馬シンボリルドルフは1985年のジャパンカップ覇者です。
同じ三冠馬であるコントレイルへの追い風でしょうか?
ちょっと待ってください。
まだ続きがあります。
馬名を英語表記にすると別の馬の名前が浮かび上がる仕掛けになっているのです。
【ジャパンカップ】
1番【M】uito Obrigado
2番【C】ontrail
3番【B】roome
4番 Shahrya【r】
↓
【Mr.CB】
↓
【ミスターシービー】
ミスターシービーはルドルフの前年の三冠馬です。
やはりコントレイルなのでしょうか?
たぶん違います。
出馬表の並びにはまだ続きがあるからです。
【ジャパンカップ】(18頭)
18番【ジャパン】
1番~4番=【ルドルフ&シービー】
5番【キセキ】
↓
【ルドルフ&シービーが走ったジャパンカップの奇跡】
今でこそ日本馬が外国馬を圧倒しているジャパンカップですが、創設当時は様相が異なっていました。
海を越えてやって来る外国馬に日本馬はまったく歯が立たなかったのです。
しかも外国馬のレベルは二流・三流。
イギリス・フランス・アメリカといった競馬先進国の一流馬は、わけの分らない極東の新設レースになど見向きもしなかったため、招待できたのは格落ち馬ばかりでした。
そんな相手に日本のトップクラスがトンコロを食らう。
それが初期の頃のジャパンカップでした。
第1回のレース終了後には「日本の馬がジャパンカップを勝つにはあと20年かかる」と言われたそうです。
しかしチャンスは意外と早くやってきました。
第4回ジャパンカップ(1984年)。
その年の三冠馬シンボリルドルフ、そして前年の三冠馬ミスターシービー。
2頭の最強馬を擁した日本は「今年こそ!」の思いを強くしました。
日本馬によるジャパンカップ制覇。
それはあっけなく達成されることとなりました。
しかし戦前に期待された三冠馬による優勝ではありませんでした。
偉業を達成したのは伏兵馬カツラギエース。
奇襲ともいうべき逃げ切り勝ちでした。
【第4回(1984年)ジャパンカップ】
優勝 カツラギエース(日本)10人気!
10人気の伏兵が大逃げで大金星!
まさにジャパンカップの奇跡ですね。
出馬表に埋め込まれた文言はこれを暗示しているのだと思います。
サインを発動するのは
カツラギエース
そのように読みました。
コマーシャル
カツラギエースがサイン発信源であることの示唆が別の形で行われています。
コマーシャルです。
いつものメンバーが東京競馬場のスタンドで思い出を語っていますね。
松坂桃李
「最初に観たダービーじゃない?」
中川大志
「僕たちが初めて観たやつです」
【ターフビジョンに映し出されたレース】を観てメンバーたちが【最初に観た】と言っています。
【日本初】の【大型ターフビジョン】が競馬場に設置された年をご存じですか?
答えは【1984年】。
場所は【東京競馬場】。
季節は【秋】。
ターフビジョンに【初めて映し出された重賞レース】は【毎日王冠】でした。
優勝馬はこの馬です。
【1984毎日王冠】
優勝 カツラギエース
そして【初めて映し出されたジャパンカップ】を勝ったのもカツラギエース。
【1984ジャパンカップ】
優勝 カツラギエース
決まりました。
狙うべきは
カツラギエース
です。
カツラギエース
【1984ジャパンカップ】
優勝 カツラギエース
馬番【10】
騎手 西浦勝一
厩舎 土門一美
馬主 野出一三
生産 片山専太郎
再現できる属性は馬番だけです。
【ジャパンカップ】
【10番】ロードマイウェイ(最低人気)
無理です。
ロードマイウェイでは勝つどころか馬券圏内を確保することすらできないと思います。
この馬は真正指名馬ではありません。
それをはっきりさせるため【馬番10】に絶対無理な馬をJRAは置いたのでしょう。
ではどの馬を狙えばいいのか?
カツラギエース
【大逃げ】によるジャパンカップ優勝
逃げ馬を狙ってみましょうか。
あれ?
今年のジャパンカップには絶対的な逃げ馬のエントリーがありませんね……
なら、この馬でいいでしょう。
キセキ
昨年(2020年)のジャパンカップを【大逃げ】した馬
向こう正面で後続に10馬身以上の差をつける大逃げしています。
これはカツラギエースと同じです。
残り100m手前で脚が止まり8着に沈みましたが【カツラギエースばりの大逃げ】を記録したことは確かです。
本命というわけにはいきませんが(本命はまだ言えません)、一応のマークが必要と考えます。
【ジャパンカップ】
【5番】キセキ
【5番】は「1984毎日王冠」を逃げ切ったときにカツラギエースがつけていたのと同じゼッケンです。
【1984毎日王冠】
【5番】カツラギエース
いいですね。
マークします。
ただし本命にはできません。
【ジャパンカップのカツラギエース】は【5番】ではありませんでした。
【5番】はあくまでも【毎日王冠のカツラギエース】です。
キセキが【100%のジャパンカップカツラギエース】ならばジャパンカップ優勝時のゼッケン【10番】を与えられているはずです。
「展開の紛れがあればキセキが馬券圏内に残るかもしれない」というレベルでの指名です。
カツラギエースの臨戦過程を再現している馬がいます。
これもマークしておきましょう。
カツラギエース
毎日王冠(1着)【ターフビジョン初の重賞】
↓
天皇賞秋(5着)
↓
ジャパンカップ(1着)【ターフビジョン初のジャパンカップ】
毎日王冠⇒天皇賞秋⇒ジャパンカップという王道ローテ。
実は今年の出走馬の中にこのローテを刻んだ馬は1頭しかいません。
狙ってみる価値はあると考えます。
【ジャパンカップ】
12番 サンレイポケット
↓
毎日王冠(6着)
↓
天皇賞秋(4着)
↓
ジャパンカップ
馬番の一致もありませんし、毎日王冠も制していません。
逃げてもいません。
マークはしますが、やはり本命に推すレベルではありません。
お待たせしました。
本命馬について語ります。
今年のカツラギエースを紹介します。
その馬の名は……
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