【第1回】2021日本ダービー サインナンバー46
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第88代日本ダービー馬が持つべきサイン数字は46
今年のダービー馬は【46】という数字を持っているはずです。
東日本大震災
3月11日 14時 46分
震災から10年目となる今年。
【311】がダービーのサインナンバーになると予想していましたが、JRAが選択した数字は時刻【46】でした。
14時46分⇒【146】
午後2時46分⇒【246】
なぜ時刻を選んだのか?
それは分かりません。
分かりませんが、JRAが行った【サイン宣言】により確定しています。
それをこれからお見せします。
フェブラリーS
【2021フェブラリーS】
1着【3番】カフェファラオ
2着【10番】エアスピネル
↓
カフェファラオ調教ゼッケン【6】
追い切り併走馬調教ゼッケン【1614】
+
エアスピネル調教ゼッケン【4】
追い切り併走馬調教ゼッケン【1106】
↓
【310】
【6】【1614】
【4】【1106】
サインに使われる数字には取り扱い上のルールがあります。
「同じ数字は重ねてもよい」
「数字の順番は入れ換えてもよい」
「0は無とみなしてもよい」
よってフェブラリーSの数字はこうなります。
【310】
【6】【1614】
【4】【1106】
↓
【3111446】
↓
【3月11日14時46分】
最初のG1はダービーへの予告。
本番の日本ダービーで東日本大震災がサインを発動するはずです。
時刻が選択された理由がまだでしたね。
それが確定するのはもう少し先になります。
高松宮記念
【2021高松宮記念】
1着【14番】ダノンスマッシュ【調教13】
2着【16番】レシステンシア【調教22】
↓
【14131622】
↓
【3月11日午後2時46分】
ここでも日付+時刻が示されました。
フェブラリーSが偶然の数字ではないことが確定しました。
大阪杯
【2021大阪杯】
1着 8番 レイパパレ【調教64】
↓
【46分】
ここにきて日付が省かれ、時刻それも【分】だけが示されました。
桜花賞
【2021桜花賞】
1着 4番 ソダシ【通常調教ゼッケン624】
↓
【午後2時46分】
JRA競走馬には調教ゼッケンが与えられています。
【通常調教ゼッケン】です。
調教の際には必ず装着しなければなりません。
ゼッケンナンバーは毎年秋に一斉変更され、特別なケースを除いて、その後1年間は不変です。
つまり、調教ゼッケンの数字は、その馬を示す固有のナンバーなのです
馬のマイナンバーといえるでしょう。
これとは別に【G1特殊調教ゼッケン】というものがあります。
G1競走に出走登録した馬だけに付与され、当該レースの1週前から装着が義務づけられます。
G1に出走する馬には一時的に【2つのマイナンバー】が付与されていることになります。
これに加えて【レース本番ゼッケン】を絡ませてJRAはサインを操ってきます。
白毛のアイドルホース・ソダシは昨秋から東日本大震災を背負っていたということです。
ソダシにはもうひとつの方法で【46】が与えられました。
【G1レースゼッケンの連続】です。
ソダシのG1優勝ゼッケン
阪神JF【6】
桜花賞【4】
↓
【46分】
JRAにとって特別な馬なのでしょう。
サトノレイナスが桜花賞で大外に追いやられたのも納得がいきます。
(クビ差で敗けたルメールは「18番ありがとうございます」と皮肉を言っていましたね)
開幕から4戦連続でサイン宣言を行ったのですから、当然ダービーは【東日本大震災46】が勝つはずです。
無敗の三冠馬ディープインパクト 684
「東日本大震災がサイン云々というのは不謹慎ではないか」という方もいらっしゃるでしょう。
あの津波は忘れませんし、原発事故も忘れていません。
被災された方のあの日が未だ終わっていないことも知っています。
JRAも祈りを捧げ、復興を願う気持ちでサインを出している……
いや……それは違いますね。
JRAは「サインはサインであり、それ以上でもそれ以下でもない」と考えているのだと思います。
サインにしたからといって、あの悲劇を軽んじているわけでも、茶化しているわけでもありません。
それはそれ。
これはこれ。
まったく別の次元の話なのです。
あの日を重く受け止めることとサインに利用することは両立しうると考えます。
過去の例を示しましょう。
東日本大震災が起きる前、世界を揺るがせた大事件がありましたね。
911アメリカ同時多発テロ
WTC航空機突入
2001年9月11日【8時46分】
↓
【846】
この数字で競馬界を震撼させた馬がいます。
ディープインパクトです。
ディープインパクト
通常調教ゼッケン【684】
↓
【8時46分】
世界を変えた時刻を、競馬界を変える馬に与えたのです。
「911は遠いアメリカの悲劇だからOK」
「311は日本の悲劇だからNG」
そういう発想はありえないでしょう。
外国でも日本でも同じです。
JRAが「サインはサイン」と考えている証といえます。
震災年の三冠馬オルフェーヴル 462
東日本大震災の年。
新たな三冠馬が誕生しました。
オルフェーヴルです。
古馬になった彼にJRAは震災の時刻を与えています。
オルフェーヴル
通常調教ゼッケン【462】
↓
【午後2時46分】
JRAにとって「サインはただのサイン」なのです。
九冠牝馬アーモンドアイ 311ー146
歴史を変えた馬といえばアーモンドアイもそうですね。
ディープでさえ超えられなかったルドルフの壁を破ったのですから、日本競馬の歴史を塗りかえたといえます。
そのアーモンドアイは【東日本大震災311】を与えられた馬でした。
アーモンドアイ三冠優勝時のゼッケン
桜花賞【13】
オークス【13】
秋華賞【11】
↓
【311】
これだけではありません。
レースの決まり目も【311】なのです。
【2018桜花賞】
1着【13番】アーモンドアイ
2着【1番】ラッキーライラック
【2018オークス】
1着【13番】アーモンドアイ
2着【1番】リリーノーブル
【2018秋華賞】
1着【11番】アーモンドアイ
2着【13番】ミッキーチャーム
すべて【311】ですね。
そして九冠を制覇し、引退した2020年秋の通常調教ゼッケンはこれです。
(画像表示されていない場合にはURLをクリックして開いてください)
アーモンドアイ
通常調教ゼッケン【164】
【311】で三冠を制した彼女は【164】でターフを去りました。
【311164】
↓
【3月11日 14時46分】
歴史が変わった悲劇の日時を歴史を変えた牝馬に与えたということです。
テロも震災もJRAは使います。
そこに悪意はありません。
「サインはただのサイン」なのです。
ディープインパクト、オルフェーヴルはターフを去り、今やその産駒がG1で活躍しています。
アーモンドアイも昨年末に引退しました。
時代は若き勇者の登場を待っています。
果たして今年の日本ダービーを制する馬が新たな王となるのか。
5月30日15時40分、謎の答えが我々に明かされるでしょう。
サインナンバー46
【46】を何かの形で保有すること
これが第88代日本ダービー馬の条件です。
さて皆さんは疑問に思われたはずです。
「なぜ皐月賞には触れないのか?」
「皐月賞馬エフフォーリアに46はあったのか?なかったのか?」
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記事ではダービーに出走するであろう馬を1頭づつピックアップし、その馬が【46】を持っているかを検証していきます。
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「あの数字のサイン……どこのサイトだっけ?」となっても、いつでも戻って来られます。
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