【第17回】グレートマジシャンのサイン
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■ダービーにおけるグレートマジシャンのサイン合致度を検証します
■「【第1回】2021日本ダービーサインナンバー46」を先に読んでください
(そうしないとこの記事の意味がまったく分かりません)
グレートマジシャン
毎日杯2着
グレートマジシャン
通常調教ゼッケン【416】
G1特殊調教ゼッケン ダービー【5】
レース馬番【7】【3】【7】
レース着順【1】【1】【2】
レース人気【1】【1】【1】
この馬は完璧な調教ゼッケンをデビュー時に付与されています。
【パターン1】
通常調教ゼッケン【416】
ゼッケンの色で秋の一斉変更後のナンバーであることが分かります。
(変更前の2歳関東馬は、緑地に橙文字)
これは「第1回・2021日本ダービーサインナンバー46」で紹介したディープインパクトと同じです。
ディープインパクト
2004年12月19日デビュー~3歳秋までの調教ゼッケン【684】
↓
【8時46分】
ディープがデビューした2004年は、まだ東日本大震災(2011年)は起きていませんでした。
当時の【世界を変えた時刻】は【911NY同時多発テロ】でした。
その時刻が【8時46分】です。
詳細は下記ページでご確認ください。
グレートマジシャンはディープインパクトと同じようにデビュー時から特別なナンバーを付与され、それを背負ったまま(変更を経ず)ダービーに出走してくる馬なのです。
最大級の評価が必要と考えます。
ですが……
この馬には安心して本命に指名できない傷があります。
ディープインパクトとは決定的に異なる点があるのです。
順調度です。
ディープは何の不安もなく皐月賞→ダービーという道を歩みました。
しかしグレートマジシャンは満足にレースを使えていません。
余裕を持ったローテという体裁をとっていますが、実際にはソエが響いているようです。
これがどう出るか?
今年のダービーは登録馬が18頭ちょうど。
順調に賞金を積めなかったことから、グレートマジシャンはギリギリまでダービー出走が危ぶまれていました。
優先出走権を持った馬を除く賞金順でみると同馬は18番目。
もし1頭でもこの馬以上の賞金を持った馬が登録してきていたら、ダービー戴冠どころか出走も叶わない状況に追い込まれていたのです。
ところが、藤沢厩舎のキングストンボーイ(ノーザン系)をはじめとして出走に色気を持っていた馬たちが次々と出走を回避。
なんだかんだで登録馬は18頭に収まりました。
「JRAがグレートマジシャンをダービーに出走させようとしている」とみるのが妥当でしょう。
これが意味するものは何か?
可能性1
グレートマジシャンは持てる力をフルに発揮できる状態にあるのでダービーに出したい
可能性2
人気を集める馬なので、全出能力を発揮できなくてもダービーを盛り上げるために出走させたい
ダービー戴冠を望まれてデビューしたことは間違いありません。
しかしソエの影響で満足なローテが組めなかったことも事実です。
そのツケがくるなら、どんなに強いナンバーがデビュー時に付与されていてもディープにはなれません。
可能性1
日本ダービー戴冠
可能性2
惨敗
天秤がどちらに傾くか?
【5月27日(木)~5月29(土)】に公開する【2021日本ダービーサインナンバー46最終結論】でお話しします。
グレートマジシャン ☆☆☆☆☆☆☆
(5月25日時点の期待度)
次回検証馬
皐月賞優勝馬エフフォーリア