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2024ホープフルステークス ポスター

第41回ホープフルステークスのポスターに隠されたサインを解読します

先週の有馬記念では1着3着を指名。
2頭を馬券圏内に送り込めたのは良かったのですが、レガレイラを最上位に推し損ねたことが悔やまれます(理由が理由だけに……)。


2024年12月28日に中山競馬場で行われる第41回ホープフルステークス2024のポスター。昨年のゴール前写真が使われている。優勝馬レガレイラとクリストフ・ルメール騎手。奥には2着馬シンエンペラーと坂井瑠星騎手。上記写真とは別にレガレイラ&クリストフ・ルメールがポスター右下に配置されている。ポスター全体の色は淡いミントグリーン。輪郭のはっきりしない光の玉のようなものがいくつかある。ポスターの上下は細い帯に挟まれている。帯の色は淡いシャンパンゴールド。やはり光の玉がある。レースタイトルはポスター左下に横書き三段で「第41回HOPEFUL STAKES  ホープフル  ステークス」とある。
上記ポスターの一部を拡大した画像。シンエンペラーの顔が前を行くレガレイラの尻にちょうど重なっていて、まったく見えない。

シンエンペラーの顔が隠されている

これがホープフルSポスターサインです。
「隠されたもの」がサインになります
このサインには実績があります。
春G1で4戦連続発動しているのです。

2024年 春G1【隠されたもの適合馬】
フェブラリーS
⇒ 1着&2着&3着
高松宮記念 ⇒ 1着&2着
大阪杯 ⇒ 1着&2着
桜花賞 ⇒ 1着&2着

詳細は「2024桜花賞ポスター」をご覧ください。
長いので、後で読むことをオススメします(笑)
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「隠されたもの」で始まった2024年を
「同じサイン」で締めくくる

そういう趣向なのだと思います。


シンエンペラー
 ↓
エンペラー = 皇帝・帝王・天皇

日本では「天皇」を指します。

天皇が顔を隠す


ピンと来た人も多いでしょう。
そうです。
「天皇は顔をみせない」が昔の日本国の常識だったのです。

最適な解説をnoteに見つけたのでリンクを貼っておきます。
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けれども平安時代は違った。
一般人なら顔は出し放題、誰も構うことなんかない。
それに対して高貴な人々ーー天皇や貴族たちーーは身分が高ければ高いほど、めったに顔を見せることはなかった
天皇に至っては移動のときも、そして当人が主役の儀式でさえも、外から顔が見えないように周囲を御簾や屏風で囲っていたりする。

顔出しNG!?/山本陽子著『隠された顔』紹介記事①から引用

今年の大河ドラマ『光る君へ』でもそういったシーンがありましたね。
ご覧になった方も多いでしょう。

それではいつものように「出走馬登録表(特別登録)」で確認しましょう。

「出走馬登録表(特別登録)」とは「当該レースに出走登録した馬を五十音順(基本)に並べたもの」です。
出馬表(枠順)と同じく「登録表の先頭末尾から連なる文字列」にサイン(宣言)が仕込まれます。
普通の競馬ファンにとってはただの登録表にすぎませんが、サイン派にとっては「読み方が正しいかどうか」を教えてくれる重要なアイテムです。

第41回ホープフルS 2024年に登録している19頭のリスト。アスクシュタイン・アマキヒ・アリオーンスマイル・クラウディアイ・クロワデュノール・ジェットマグナム・ジュタ・ジュンアサヒソラ・ショウナンマクベス・ジョバンニ・デルアヴァー・ニシノエージェント・ピコチャンブラック・ファウストラーゼン・マジックサンズ・マスカレードボール・ヤマニンブークリエ・リアライズオーラム・レーヴドロペラ。以上。

【ホープフルS 出走馬登録表】(19頭)
17頭目 ヤマニンブークリ【エ】
18頭目 リアライズオーラ【ム】
19頭目 レーヴドロ【ペラ】
1頭目 アスクシュタ【イン】
2頭目 アマキ【ヒ】
 ↓
長音符は追加できる
清音・濁音・半濁音は同一視
 ↓
【エムペラー】【天皇】
【インピ】【隠秘】
 ↓
天皇を隠す

「エペラーではなくなエペラーになっている」と思われたかもしれませんが、まったく問題ありません。
「emperor」の「m」は「ム」の口で鼻から出すイメージの発音ですから「エムペラー」で正解なのです。
カタカナ表記の違いにすぎません。

「いんぴ」は「隠」ではなく「隠」。
「みえないように隠すこと」です。

ちなみにひとつ前=16頭目にいるのは「マスカレードボール」。
母は「マスクオフ(マスクをはずす)」で母母は「ビハインドザマスク(マスクの向こうの顔)」です。
「mask」には「(覆って)隠す」という意味があります。


大河ドラマ『光る君へ』のワンシーンです。

藤原道長と藤原行成が頭を垂れている。その奥には御簾があり、御簾の奥には一条天皇がいる。
御簾越しにかすかにみえる一条天皇。

天皇と臣下を緑色の簾(すだれ)が隔てています。
この簾を「御簾(みす)」といいます。
(単なる簾ではない)

天皇に限らず「高貴な人は御簾の奥にいるもの」というのが平安時代の常識でした。
これも適切な解説をみつけたのでリンクを貼っておきます。
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日本ではその後、平安時代の「寝殿造り」室町時代の「書院造り」などの 建築様式の発達に伴い「御簾」が登場する。
住まいの間仕切りとして使用する他、神様と人間界、高貴と庶⺠を隔てる 「結界」としても使用されていた。

京都 みす平「みすの歴史」より引用

1頭目の指名馬はデルアヴァーです。

【ホープフルS 出走馬登録表】
11頭目 デルアヴァー 三浦【皇】
12頭目 ニシノエージェント 母Victoria 【Smi】le
 ↓
【mis(みす)の奥(隣)の天皇】

「どっちが奥か?」という問題は考える必要がありません。
高貴な人物のいる方が「奥」です。

デルアヴァーをマークします。


2頭目の指名馬はピコチャンブラックです。
実はデルアヴァーの反対側も「奥」なのです。

【ホープフルS 出走馬登録表】
12頭目 ニシノエージェント 母Victoria 【Smi】le
13頭目 ピコチャンブラック【上】原祐紀
 ↓
【mis(みす)の奥のお上】

「天皇」のことを「お上」といいますね。
『光る君へ』でもそう呼んでいました。

ピコチャンブラックをマークします。


3頭目の指名馬はアマキヒです。

【ホープフルS 出走馬登録表】
2頭目【アマ】キヒ⇒【天(あま)】
3頭目 Arion 【Smi】le
 ↓
【mis(みす)の奥の天皇】

アマキヒをマークします。


4頭目はマスカレードボールです。

【ホープフルS 出走馬登録表】
16頭目 マスカレードボール
手塚【貴】
17頭目 Yaman【in】 【Bo】uclier
18頭目 Realize   Auru【m】
19頭目 Reve  【d】【l'O】per【a】
 ↓
文字は繰り返し使用できる
 ↓
【Bamboo Blind】【御簾】
 ↓
【御簾の奥の貴人】

文字の抜き出しにはルールがあります
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「御簾」の英訳は「Bamboo Blind」。
竹で作られていたためです。
上記サイトにあったように「江戸時代までは、一般大衆が使う簾(すだれ)には竹の使用が禁じられていた」そうです。

「天皇」という直接の表現はありませんが「貴」という文字が代わりを務めています。

マスカレードボールをマークします。


4頭を指名しました。

頭数的にはここで終了しておきたいところですが……

できません。

このサインはまだ終わりません

ある場所に真正指名馬が隠されています!

発見するのは難しいですが、みつけてしまえば「ああ、なるほど」というくらい簡単な仕組みになっています。

それは……


ここまでがポスター解読の「第一部」です。
続きである「第二部」枠順確定後「ホープフルステークス2024サイン攻略1」として別掲します。

サインの全貌は第二部で明らかにします!


ホープフルS2024ポスターのサイン解読(第二部)
公開予定日 12月26日(木)深夜~翌日(詳しい時刻は未定)

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「ホープフルステークス2024サイン攻略1」をUPしました!

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サイン解読を書きましたので、ぜひご覧ください!

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