見出し画像

【懐かし話】パチスロの攻略法

何かあるんでしょうか?

前回の記事でパニックというパチンコの攻略法について話をしたが、その後に登場したのが、トロピカーナというパチスロである。
ある日、友人ら3人でパチンコ店へ行った。
そこにいたサラリーマン風の人がパチスロをやっていたのだが、その動作が非常に怪しくみえたのである。
最初は普通にプレイしているのだが突然目押しで狙うと777が一発で入る。

『前兆パターンが解るのか?』

その後、小役が信じられないぐらい揃ってコインがじゃぶじゃぶ出たりして異次元の世界を見せられたのである。

『これ、何かある!!』

そのサラリーマン風の人が帰っていく時、思い切って声をかけてみた。

『スミマセン、何か攻略法があるんでしょうか?』
『あるよ、こっちに来な』

私達は、その男性の車までついていった。

『これ、君たちに3万円で売ってやるよ。俺はもう必要ないから。』

と出されたのは2つの攻略法の書いたコピーであった。

『これキャッツタイムスという攻略販売会社から買った攻略法だけど、こっちは2つで40万。もうとっくに元取ったから』(記憶では40万だったがもっと高かったかも)
【伝説の攻略法販売会社】キャッツ〇イムス! 体感機攻略を開発した男の話【パチスロ攻略法】

すぐ様、私達は3万円を出して、この攻略法を購入したのである。

連鎖反応を使った攻略法

まず1つの攻略法は連鎖反応を使ったもの。(こっちは15万ぐらいだったと思う)
この攻略法は地味ではあるが、台をみるのに非常に役立つもの。
例えば、端の台にビッグボーナス(777)が掛かったとする。
そうすると一つ隣の台に連鎖反応が起き、その台がかかるのである。
今のパチスロの事は知らないが、このトロピカーナ7という台は、お金のつぎ込みとか一切関係ない。
電気の流れ(連鎖反応)かくるかどうかで、かかる、かからないが決まってくるだ。

そしてその連鎖反応が起きるのは、一つ隣の台のビッグボーナス(777)が終わってから30秒間。
この30秒間が勝負。
ビッグボーナス(777)が出ている台の一つ隣の台に座り、終わってから30秒間ゆっくりと回す。
お金のつぎ込みは一切関係ないので千円分のコインを無駄にしないようにゆっくり回せば十分。
そこで前兆パターンに入らなければ、別の台へ移動するのである。
当時の設定は0~5の6段階であり、設定の低い台は連鎖反応が起きにくいので、できるだけ設定の良い台を選択するのにも役立った。

そして、連鎖反応は、例えば端がかかって一つ隣の台がかかったとする。
次はその間の台に連鎖反応が起きるのである。

今は全くパチンコやパチスロはやらないが、ホールに入ると一つ置きにかかっている光景を見たことはないだろうか?
当時はパチスロだけでなくパチンコも連鎖反応があって、電気の流れが非常に重要だった。

この攻略法は、トロピカーナ7が終わった後も役立ったし、これはあまり知られていなかった。
これを知っているだけでトロピカーナ7の後継機でも負けなかったと記憶している。

トロピカーナ7の完全攻略法

そしてトロピカーナ7は、ドラムの遅れというボーナスが入る前兆パターンがあった。
【トロピカーナ7X】遅れを体感せよ!懐かしの1.5号機レトロパチスロアニかつが実践

通常、レバーを押すとすぐにリールが回るが、ボーナスが入ると一瞬リールが止まってから回る。
これが「遅れ」。
慣れないと、この遅れは気づかないのだが、慣れてしまうと、ずっと先にある台のリールの遅れまで見えるようになる。

『あの台、入ったな』

と解った後、その客が止めていったら、速攻でその台を取りにいく。
いわゆる『ハイエナ打法』。
こういう事もその頃は頻繁にあった。

次に、ドラムの遅れが生じたら、目押しで「777」を狙う。
それで「777」が入ったらビッグボーナスなのでそれで終了。
この完全攻略法は、「777」ではなく「BAR BAR BAR」のミニボーナスの時に威力の発揮するものなのだ。

目押しで「777」が入らない場合は、BARのミニボーナスってこと。
そこでやることは、BARが入らないように「777」を目押して外していくことである。
目押しが苦手な人はコイン1枚入れでも可能。(1枚入れだと店員に目立つので普通は3枚入れ)
これを17回続け、そこから目押しで「BAR BAR BAR」を入れる。
そうすると、ミニボーナスが終わった後、小役が揃いまくり、700枚近くのコインが出るのである。
これが『700枚出し』の完全攻略法。

17回外すと『700枚出し』だが、そこまで外さなくてもいい。
小役が揃う回数は減るが、12,3回外しでも十分のコインは得られるのである。


広まれば終わる

こうした攻略法は競馬のサイン読みと同じように広まれば終わる。
同じ店ばかりで長時間いないこと。
数時間プレイしたら、そこで切り上げ、別の店へ移動する。
私は毎日やっていなかったが、当時パチプロは月に150万以上は稼いでいた。
私達も目立たないように儲けていたが、約半年ぐらいでダメになった。

それもそのはずで、前兆パターンを教えるバカが出てくるし、『700枚出し』のやり方を教えるバカも出てきて、店側が対策し始めたからだ。
(必ず言いたがりがでてくる)
その後、トロピカーナ7の後継機トロピカーナ7Xとなり『700枚出し』の完全攻略法はなくなったのである。
まあ、それでも連鎖反応だけでも負けなかったが・・・。

パチンコ攻略本全盛時代

その頃からパチンコ攻略本が出始めた。
雑誌で紹介されたらオシマイ。
これは競馬にも言えること。
その後、パチンコ、パチスロは一切やめて、『ある出来事』(ここでは書けないが)があって競馬の攻略法にのめり込んでいたのである。

冴羽拳史郎へのお問い合わせはコチラ♪




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?