今年は昭和100年
競馬番組の西暦表記2年目
昨年、「競馬番組」が和暦から西暦表示に変更するという大改革を行った。
ホームページにある「特別レース名解説」に記載されている内容も、わざわざ和暦から西暦に記載変更する念の入れようだった。
当主宰の『ケンシロウの競馬学』のサイトでは、
「今年は[外]馬や(外)馬に要注意」と述べた。
2001年の新馬齢表記元年では、「競馬番組」が日本式のB5サイズから国際標準のA4サイズに変更された。
この年、(外)クロフネが国際化の門戸を開いたのである。(4隻の黒船だから(外)クロフネは重賞を4勝して引退)
そして時代の幕を引いたのは15代最後の将軍徳川慶喜であるテイエムオペラオー(テイエムのTは徳川の事。徳川家の戯曲の王様)
15代で滅びるからテイエムオペラオーは14勝という演出。
今年は、3歳最初の牡牝混合重賞シンザン記念を(外)ノーブルロジャーが勝利し幕を開ける。
そして(外)シンエンペラーが、弥生賞ディープインパクト記念を2着連対し、皐月賞では出走取消が発生し(外)シンエンペラーは1着ジャスティンミラノの同枠。日本ダービーでも出走取消が発生し(外)シンエンペラーは2着同枠。そしてジャパンCでは2着するのである。
このように(外)クロフネを再現したのが(外)シンエンペラーということだ。
(外)クロフネ 毎日杯1着→NHKマイルC1着→日本ダービー1着同枠→ジャパンカップダート1着
(外)シンエンペラー 弥生賞2着→皐月賞1着同枠→日本ダービー2着同枠→ジャパンC2着
これも予定調和。
また、高松宮記念は(外)マッドクールが勝利し、国際化初のGI競走である安田記念では[外]ロマンチックウォリアーが勝利。
まさに、[外]馬、(外)馬旋風の2024年だったと言えるであろう。
今年は昭和100年。
昭和99年の昨年も様々な仕掛けがあったが、昭和100年も何らかの仕掛けを用意してくるであろう。