【懐かし話】サイン読み全盛の時代(7)
恐るべしAT氏の話
サイン読み全盛の時代(6)の続き。
6人ぐらいの仲間と情報交換をし、同じ地元のSSさんとは頻繁に交流していたが、東京からも名古屋へ仲間が遊びにきたりしていた。
その中に、サークル運営者のAT氏のブレーンだったSY氏から、様々なAK氏の話を聞いた。
1994年の日本ダービーの前、AT氏とSY氏は大阪の交流会へ向かったそうだ。
その移動の新幹線の中で、SY氏は自身の発見したサインをAT氏に話をした。
SY氏「歴代のダービー馬の名前に囲まれているナリタブライアンがダービー馬では?」と切り出した。
SY氏の発見したサインはこう。
16番 アイネスサウザー(1990年 日本ダービー馬 アイネスフウジン)
17番 ナリタブライアン
18番 スギノブルボン(1992年 日本ダービー馬 ミホノブルボン)
1番 フジノマッケンオー(1991年 日本ダービー馬 トウカイテイオー)
1990年、1991年、1992年の3年間の日本ダービー馬の馬名を持つ3頭に囲まれたナリタブライアンが日本ダービー馬になるというもの。
AT氏も「そのサインいいね」と聞いてたそう。
その後、2人は大阪での交流会へ出席し、AT氏は、SY氏が発見したこのサインを自分の考えた意見として、出席メンバーに披露する暴挙に出たのだ。
SY氏はこの件で、AT氏との決別を意識したとのこと。
その後、接点のない私にもAT氏にまつわる事件が勃発するのであった。
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