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フェブラリーSに向けて・・・
天皇誕生日施行のフェブラリーS
常々申し上げていることとして、日本の競馬は実社会の縮図である。
そもそも、なぜ天皇賞だけが、(春)と(秋)の年2回施行されるのか?
古くは、中山記念、鳴尾記念、目黒記念などが(春)と(秋)の年2回施行されていた歴史があるが、現在、同名タイトル重賞は天皇賞だけとなっており、施行回数も連続している。
その理由は、天皇賞(春)馬に何らかのアクシデントがあった場合、
その年の天皇賞馬がいなくなってしまう=天皇陛下がいない日本
になってしまうからである。
国家事業だから当然な事であるが、それだけ天皇陛下と日本の競馬は深く結びついているのである。
フェブラリーSがGI競走に格上げされたのは1997年。
この時、「準備に入ったな」とすぐに解った。
天皇陛下は日本の頂点なのだから、そこにGI競走が設計されていないと、日本国として成り立たないのだ。
将来、2月23日が天皇誕生日になることは、主催者じゃなくとも解っていること。
このフェブラリーSを選んだというのも、なかなかのセンスだったと思う。
芝GI→皐月賞
ダートGI→フェブラリーS
芝は旧暦を使い、ダートは英語暦で見事に芝とダートで反転。
ちなみに、未来の天皇陛下の悠仁親王の誕生日は9月6日。
恐らく、悠仁親王が天皇陛下になるのは20年ぐらい先になると思うが、事前にこの位置にGIを設計してくるはずである。
話は脱線するが、日本国民として皇位継承者の安定のためにも、一日も早く旧宮家の養子縁組の法案を可決して欲しい。
1700年以上、神話まで含めると2500年以上続いている男系男子で継承されている皇統の歴史を今の時代で終わらせてはならない。
これは日本人の誇りでもある。
現在の天皇陛下の父系を辿れば、神武天皇に行きつく。
これは競馬も同じで、競走馬の父系を辿れば、必ず3大始祖(ダレーアラビアン(推定1700年生)、ゴドルフィンアラビアン(またはゴドルフィンバルブともいう、推定1724年生)、バイアリーターク(推定1680年生))に辿りつく。
ここにロマンがある。
また、歴史性を軽視する方々は、愛子様を天皇にと言っているが絶対にあり得ない。
よく、歴史的には女性の天皇はいたと発言される方がいるが、生涯独身を貫いたので全く状況が違う。
よく女性天皇と女系天皇を混同されている方がみえるが、全く意味が違うので。
女系天皇というのは、完全に別の系譜。
サザエさんを事例にされる方がいるが、サザエさんの子供は、磯野ではなくフグ田の系譜になってしまうのである。(フグ田王朝になる)
話は脱線したが、今年は天皇誕生日のフェブラリーS。
今回はどんな仕掛けを用意してくるか?
「至上の推理ゲーム」を楽しもうではないか!