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有馬記念に参加しないのは、国民の義務を果たしていないのと同じだ

クリスマスを過ぎました。ミリオンゴッドの画面のような東京都のコロナ新規感染者数ではありますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。さて有馬記念ですが、残念ながら生で観戦ということは叶いませんでした。住んでいる場所的にも趣味的にも有馬記念は自分の中で1年最大のイベントになるので非常に残念ですが、いまさら文句は言ってられません。今年も素晴らしいメンバーが揃った有馬記念、なかなかに予想のセンスを問われるメンツと枠順ですが、ジャパンカップの時ほど熱く語ってもですので、話をそらしすぎずにサクッと行きたいと思います。

予想のポイント

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出走表です。インスタの勉強垢みたいなことするのが結構好きなので、手書きしてみました。ちなみに、横にいるのは日向坂46の小坂菜緒さんです。予想には特に関係ありません。有馬記念は展開とペースを読むことが非常に重要ですから、次に過去5年の有馬記念と今年の参考レースのペースです。

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ここ最近のGⅠレースにしては珍しく、年々ハイペース化が進行しています。ゴールドアクターからキタサンブラックに至るまですべて先行決着ですから、そのあたりの騎手心理が働いたのかもしれません。いやキタサンブラックが強いだけなんですけれどもねぇ そして今年の展開ですが、逃げたいと陣営が話しているのは2頭、バビットとキセキ。キセキのスタートがあまりにも読めないところはありますが、キセキが割とハイペースで飛ばす可能性が6割、バビットが溜め逃げを打つ可能性が4割といったところでしょうか。なにはともあれ、キセキはこれが引退レースになりそうなこととワンペースでいくしないことから、たとえ逃げられなくてもまくり気味に進出していくしかなさそうです。2パターンで展開予想をしてみましたが、あまり当たらなそうです。早めに動いて勝った馬が多いことを考えると、結構残り1000mあたりからは忙しくなりそう。

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そして最大の焦点であるクロノジェネシスとフィエールマンの取捨選択ですが、32秒台の末脚を使うしかなかった天皇賞秋に比べてどちらもレース運びに選択肢が増えますし互いの警戒度が増しますから、2頭のワンツーになる確率はそれほど高くはないと思います。以上の点から予想を考えてみました。それでは予想のほうに移らせていただきます。

2020有馬記念本命馬は、この馬だあああああああああああ

◎カレンブーケドール

いや二強じゃないんかいという話ですが、やっぱり有馬記念は一番好きな馬を買うべきなんです。去年のジャパンカップの2着、そして今年の3冠馬に迫る4着には胸を打つものがありました。叩いてよくなるそして究極の切れ味勝負は苦手という「ディープっぽくないディープインパクト産駒」ですし、早い時期でオールカマー→JC→有馬のローテを公表していたことより、激戦後の疲れもそれほど心配はないでしょう。どのような型であれ堅実に走ってくるのがこの馬の最大の魅力。ゴール前甘くなる癖があるわけではないので、鞍上にグランプリ男池添を乗せたことももちろん+材料。単勝が結構つくので、2着力を信頼して馬連行くか池添を信頼して単勝で行くかが難しいところではありますが。。。アーモンドアイの引退後の国枝厩舎そして美浦を盛り上げてくれるのはこの馬だ!!!!!!

〇フィエールマン

前走見せたアーモンドアイを飲み込むかのような末脚は衝撃的でしたし、虚弱空き巣GⅠホースのような扱いはある程度そこで払拭されたような気もします。つまりここがヒーロー列伝に名を連ねられるかどうかの正念場です。ルメールが迷いなくこちらを選択したあたり、モチベーションは相当高いはず。この馬にとってもっともありがたい展開は3角あたりからのロングスパート。枠順抽選会でルメールが言っていたように、ペースが上がらないなら早めに動いたほうがよさそう。どうしても万全の状態で出られないことと外枠が懸念材料ということで対抗評価にしましたが、当然あっさりルメールが持っていくこともありえるでしょう。

▲クロノジェネシス

リスグラシューに続く牝馬のグランプリホースを狙うこの馬。宝塚の勝ち方からみても中山適正は申し分なさそうですし、先行してもよし差してよしですからやはりこの馬も最強牝馬ということで間違いないのでしょう。3番手評価にしたのはどうしても去年のオークスで末脚が甘くなって3着に敗れたことなどから、中山というより2500mが怪しいかもしれない可能性があること、鞍上の北村友一が慣れない中山で冷静に乗れるかどうかの2点がどうしても気になってしまうからです。ここを勝ち切れるようなら、いよいよ父が輝いたロンシャン競馬場が見えてくるような気がします。

△1キセキ △2ワールドプレミア △3ラッキーライラックとします。キセキは逃げるにしても控えるにしても持久力勝負に持ち込めればでしょうか。引退レースとの噂もありますし、奇跡を見たいです。ワールドプレミアはJCが好内容で末脚にかける競馬を。ラッキーライラック、さすがにエリザベス女王杯勝ちから適性が怪しい中山グランプリは家賃が高いような気もするが、悔いのない競馬を見せてほしいところ。印は回せないが気になる馬とすれば、ブラストワンピースオーソリティのシルクの二頭でしょうか。なんだかんだ長くなりましたが、まとめるとこんな感じです。

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最後に

有馬記念直前にもかかわらずここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございます。その時間で競馬新聞を眺めた方が当たりそうですが。競馬をやっていると1年が過ぎるのはあっという間で、その上10か月間生観戦ができなかったわけですから、どうしても失われた1年なんて言ってやりたくもなります。しかし生観戦をできない環境下でも毎週楽しみながら生きていけたのは、今年の競馬も面白かったからではないでしょうか。二頭の三冠馬誕生、ついに破られたルドルフの壁、世紀の三冠馬三頭決戦。。。競馬をやっていてよかったと思える瞬間がしっかりとそこにはありました。ここまでやってきたら、やっぱり有馬記念を当てて来年に希望を持ちたいものです。なかなか厳しい状況が続きますが、みんなで笑える有馬記念が来ることを願っています。



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