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昔と今と将来のお話
初めまして、Jr.(ジュニア)です。呼びづらければしゅーくんと呼んでください。
私は今年で20歳になる大学二年生で、現状「Rox3 Gaming」(ロクスリーゲーミング)で選手、兼英会話講師(高2で英検準一級取得)として活動しています。
ちょっと昔のお話
実は昔、知る人ぞ知るeスポーツチーム「電脳新撰組」というチームを設立、運営をしていました。当時は高校三年生の冬とかだったのでまだ18歳なりたてとかだった気がします。このチームはいろいろあって2021年の最後の日に解散となってしまいましたが、個人的にはかなり良い経験をすることができました。
では、いったいなぜチームの設立をしようと思ったのか。私自身を昔からよく知る人々にとってはかなり大きな疑問だと思いますし、そうでない方々にとっても不思議だと思います。
理由はとても簡単です。「自分が弱かったから」です。正確にいうと「弱い自分の周りに強い同世代がたくさんいたから」ですね。
当時の私は自分に多くの出会いや体験をもたらしてくれた格闘ゲームになにか恩返しをしたいと考えていました。それはシーンの発展や開拓、イベントなどを行うことで可能なのではないかと。けれど当時の僕にはそこまでの力はありませんでした。
そこで思いついた作戦、どうにかしてeスポーツという世界に関わるために現状できる作戦として思いついたのが「eスポーツのチームを作って周りにいる同世代をプロデュースすれば若手の発展と成長、そしてそれらがシーンの向上につながるのではないか」というものでした。今考えたらその根拠はどこにあるとやって話なんですけど、当時の私はバリバリの体育会系でしたので(中高大でバレーをやっている)「考えてもしゃあないけん、先にやったほうがよかろうもん」という考えですぐに設立、運営にとりかかりました。
選手は選手の活動を任せ、私は高校の部活動と大学入試のための学業をやる傍ら、ゲームでさらにうまくなるための練習、チームを発展させるための活動をすべて同時進行で行うようになりました。チームのための活動を具体的に上げると、当時身内にいたチームのオーナー経験を持つ人に単身で聞き込みに行って、それで得た知識やテクニックをもとにチームのスポンサードを様々な企業に話を持って行ったりしていました。結果としてはほぼほぼけらちゃいましたが、ありがたいことに何件かはそれらが実を結び大会の協賛やチームのスポンサードをしていただくことになりました。本当にありがたいことでしたし、感謝してもしきれません。
このようなことをしていくうちに自分の中ではeスポーツの発展に尽力したいという気持ちが強く固まっていきました。
現在のお話
自分は上記のような経験から、福岡から上京して大学に入学し、経営学を学ぶようになりました。東京では大学での学びのほかに、エグゼでの多くの方々との出会いがあり、ほかの大学生と比べてあまりにも多くのことを学べているように感じます。
自分の実力のみならず、格闘ゲームというものの歴史、また昔と今のプレイヤーにとっての格ゲーというもののとらえ方の違い、それに対する思いといったものを見聞きするようになり、昔の自分のやり方というものが甘く、軽率だったなと痛感させられるとともにもっと格ゲーに対して深く考えられるようになり、イベントを行う上での経験値になっています。
将来のお話
ここからは完全に私が抱いているただの夢です。ご了承ください。
私は東京に来て「闘劇」という素晴らしいイベントを知り、見るようになりました。これは多くの格闘ゲーマーが全国のゲームセンターから集い、最も強い者を決める祭典です。多くの人々が切符を争い、それを手にしたもののみが登れる壇上を誰もが夢見る時代というものが確かにそこには存在していたのです。
現代のネットワークをもちいてオンラインで闘劇のように全国から人々を募り、本戦はオフラインのアツい大会、CPTやEVOと並べるような大きなタイトルとなる全国大会を、誰もが最終決戦の会場を夢見れるような大会を私は開きたいなと考えています。
さらには今まで自分が深くかかわってきた英語という観点から、「海外での大会開催」というのも少し面白いかなと考えています。
まあ夢は夢で広がり続けるものです。そのためにはまず現状の自分をもっと成長させる必要があるので、それに取り組んでいきたいなと思います。
読んでいただきありがとうございました。 Rox3/Jr.