方南ぐみ企画の読み聞かせ「あたっくNo.1」配信を見た
方南ぐみ企画の読み聞かせ「あたっくNo.1」を配信で見た。(無観客配信のみ)→公式サイト
あたっくNo.1とは「攻撃一番手」。真珠湾攻撃に向かう潜水艦の乗組員たちの話。
戦争の話が苦手、さらに配信でお芝居やライブを見るのも苦手な私は見るかどうか悩んでたけど、結局見た。最近気になっている役者さんがどんな演技をするのか気になって見た。
前半パートは船内の日常風景の描写が多く、登場人物の人となりがだんだん分かってきて面白く話に集中できた。
戦争に対する意識は違えど彼らにも家族があり夢があった。歴史を知っている現代人からしてみれば、日本とアメリカでは技術力や戦力にあまりにも差があるという二本柳くんの言いたいことが痛いほど分かり、それが蔑ろにされるのが悔しかった。
後半の死に向かう同僚を笑顔で送り出さなければならない状況はやはり辛い。画面をあまり直視できなかった。だから戦争ものは苦手なんだって再認識した。
正直気になる俳優の芝居が見たくて見た作品で期待とか以前に苦手意識を持ったまま見たけど、見られて良かった。上演され続ける意味が分かった。
どうしたって死に向かう人たちの人生を見るのは辛いから、戦争ものの作品が苦手のままでいいと思った。
また上演されて気になる役者が出ていたら見るかどうか悩みつつ、はやり見るのだろうな。