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昨日の海外マーケット振り返り(7/2)
<株式>
米株は続伸。注目された米雇用統計が市場予想よりも強い結果となり、経済回復期待が高まった。大幅上昇して寄り付いた米株は、その後、米国の新型コロナ新規感染者数が5月9日以来の大幅増加を記録したと伝わり、S&P500種株価指数は日中高値を離れた。それより先にはフロリダ州が、1日の感染者ならびに入院者数が過去最多の増加となったと報告していた。こうした感染状況が、米雇用統計で示された強材料を相殺する形となり、引けにかけて上げ幅を縮小した。翌日は米国祝日ということもあり、積極的な動きは手控えられた。
<債券>
債券は小幅ブルスティープ。米雇用統計発表後は指標が好感されて一時的に売り込まれたが、その後は反発上昇し、結局は引けにかけて上昇基調で推移した。3連休を控え、積極的な売りは手控えられた。コロナ感染拡大に関しては、ウイルスが変異して感染加速の可能性という報道も債券サポート要因となった。
<為替>
為替市場は小動き。雇用統計後はリスクオン色が強まったが、その後はコロナ感染拡大懸念から揺り戻しの動きとなり、結局は前日比小動きで終えた
<その他のニュース>
今週から開始していたBrexitの新ラウンド交渉は引き続き深刻な隔たりがあるとし、交渉を1日早く打ち切ったとのこと。今ラウンドは月内いっぱい続く予定